国内テニス

国枝、ルードらが楽天OP開幕直前のヨネックストークイベントに登場! ルードは「日本でプレーすることを楽しみにしている」と意気込み<SMASH>

前道右京(スマッシュ編集部)

2022.10.03

ヨネックスのトークイベントに登場した国枝(左)とルード(右)。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 楽天ジャパンオープン開幕直前の10月1日、ヨネックス契約選手が参加するトークイベントが、グランドニッコー東京台場で開催された。フローラン・ダバディ氏と山口祐佳氏がMCを務める中、参加選手たちがジュニアからの質問に答え、その後は記念撮影や抽選会などと楽しいひと時を過ごした。

 ここでは、登場した選手たちとジュニアとのやり取りを紹介していこう。

 出席したのは、国枝慎吾(ユニクロ/車いすテニス世界ランク2位)、キャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク2位)、フランシス・ティアフォー(アメリカ/19位)、スティーブ・ジョンソン(アメリカ/117位)という豪華な4名だ。
 
◆国枝慎吾
 7月のウインブルドンを制し、四大大会とパラリンピックを全て制する「生涯ゴールデンスラマー」となった国枝。ジュニアからは技術的な質問が殺到し、特にバックハンドのダウンザラインについて力説。「誰もが難しいショットだと思う。でもそれを打たないとバックハンドのクロスが効いてこないので、打つ勇気が必要になる」と丁寧に答えた。

 昨年、金メダルに輝いた東京五輪は無観客開催だったため、今大会が日本のファンの前で久々のプレーとなる。本人も「久しぶりに日本の皆さんの前でプレーするのがすごく楽しみ」と、心を踊らせているようだ。

◆キャスパー・ルード
 今季の全仏オープン、そして全米オープンで準優勝を飾っているルードは、第1シードでの出場。楽天オープンには初参戦となるが、「(前回)日本でプレーした時は、大阪のジュニアの大会だった」。「ヨネックスの故郷である日本でプレーすることを楽しみにしている」と笑顔でコメント。

 すでに、年間成績上位8名によってシーズン最後に行なわれる『ATPファイナルズ』の出場権を2年連続で手にするなど勢いに乗っているが、「簡単な試合はない。1試合1試合ベストを尽くして頑張りたいと思う」と油断はない。1回戦は、ジャウメ・ムナール(スペイン/59位)と対戦する。
 
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