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国内テニス

大学王座決定試合、女子は連覇を狙う慶大と19年優勝の筑波大が決勝進出を決める<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.10.11

筑波大の阿部宏美(左)、慶大の佐藤南帆/永田杏里(右)。写真提供:筑波大学硬式庭球部、全日本学生テニス連盟

筑波大の阿部宏美(左)、慶大の佐藤南帆/永田杏里(右)。写真提供:筑波大学硬式庭球部、全日本学生テニス連盟

「全日本大学対抗テニス王座決定試合」は、男女とも各地域リーグを勝ち抜いた10校が出場し、大学日本一のチームを決める団体戦だ。愛媛県総合運動公園テニスコートを舞台に10月8日(土)に開幕。11日(火)に男女準決勝が行なわれ、決勝進出チームが出揃った。

 ダブルス2本+シングルス3本の計5本で勝敗が争われる女子は、準決勝で慶應義塾大学対関西大学、筑波大学対姫路大学のカードが行なわれ、関東勢が強さを見せた。

 昨年に続く連覇を狙う慶大は、D1佐藤南帆/永田杏里、D2今田穂/中島玲亜が連勝してダブルスを2勝0敗とリード。シングルスではS3の今田が途中リタイアしたものの、ユニバーシアード女王のS1佐藤と、春の関東学生優勝のS2永田が圧勝し、計4勝1敗で関大を突き放した。

 2019年の優勝校である筑波大は、D1は阿部宏美/川出莉子が快勝したが、D2を姫路大の田中菜冴美/西本聖良に奪われ1勝1敗。しかしシングルスに入るとエース阿部を中心に地力の差を見せ、3連勝して4勝1敗とした。

 12日の決勝は第1シードの慶大と第2シードの筑波大が激突する。
 
◆女子準決勝結果(10月11日)

○慶應義塾大学[4-1]関西大学×
D1:○佐藤/永田[6-3 6-0]中村/坂本×
D2:○今田/中島玲亜[6-0 4-6 6-2]山口/川本茉穂×
S1:○佐藤南帆[6-0 6-1]中村天音×
S2:○永田杏里[6-2 6-2]坂本陽菜×
S3:×今田穂[2-6 2-1 ret]山口花音○

○筑波大学[4-1]姫路大学×
D1:○阿部/川出莉子[6-2 6-2]石川/松下×
D2:×草野京香/西尾萌々子[6-7(4) 4-6]田中菜冴美/西本○
S1:○阿部宏美[6-0 6-1]西本聖良×
S2:○塚田結[2-6 6-2 7-6(4)]石川こころ×
S3:○吉本菜月[6-4 6-1]松下菜々×

構成●スマッシュ編集部

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