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国内テニス

3年ぶりに開催の関東大学テニスリーグ。男子は早稲田、女子は慶應が全勝で優勝!<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.09.11

関東大学リーグ、男子優勝の早稲田大学。右はエースを務めた白石光。写真:スマッシュ編集部

関東大学リーグ、男子優勝の早稲田大学。右はエースを務めた白石光。写真:スマッシュ編集部

「関東大学テニスリーグ」の第1部は8月28日から各大学コートで行なわれ、9月10日の女子最終戦をもって幕を閉じた。

 この大会は大学日本一を決める「全日本大学対抗テニス王座決定試合」の関東地区予選を兼ねる。一昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により中止、昨年は暫定的にトーナメント方式で行なわれ、本来のリーグ戦として開催されるのは3年ぶりだ。男女とも6大学が総当たりで熱戦を繰り広げ、1位、2位に与えられる王座出場権を争った。

 ダブルス3本、シングルス6本の計9本で競う男子は、昨年の王座代表校である慶應義塾大学と早稲田大学が順調に勝ち進み、共に4戦全勝で最終戦の直接対決を迎えた。昨年は慶應が24年ぶりとなる歴史的な早慶戦勝利を飾ったが、今年は早稲田が意地を見せた。

 ダブルスで2-1とリードした早稲田は、シングルスで慶應の追い上げを受けて一時3-3で並ばれるが、そこからS3小久保蓮、S6高畑里玖が連勝して勝利を決定。白石光と藤原智也のエース対決はフルセットとなったところで白石が棄権したが、計5-4で早稲田が慶應を振り切った。

 大学王座には1位の早稲田と2位の慶應が出場。早稲田は現在、男女を通じて最長記録となる王座16連覇を続けており、記録更新なるか注目される。
 
 一方、ダブルス2本、シングルス5本の計7本で争う女子は、昨年の関東&王座優勝校である慶應が地力の差を見せた。

 4戦全勝同士の対戦となった筑波大学との最終戦、ダブルスを2-0とした慶應は、シングルスでもS5西飛奈、S4大川美佐がストレート勝ちして早々にチームの勝利を決定。その後も白星を重ね、エース対決では佐藤南帆が阿部宏美に快勝するなど、結局単複全勝の7-0で筑波を突き放した。

 大学王座の切符は1位の慶應と2位の筑波が獲得。慶應は初の連覇に挑む。また、昨年の王座で準優勝だった早稲田は、慶應、筑波に敗れた後、亜細亜大学にも苦杯を喫し、4位で王座出場を逃した。

【関東リーグ男子1部順位】
1位 早稲田大学 5勝0敗
2位 慶應義塾大学 4勝1敗
3位 法政大学 3勝2敗
4位 明治大学 2勝3敗
5位 中央大学 1勝4敗
6位 亜細亜大学 0勝5敗

※早稲田と慶應が大学王座出場、中央と亜細亜は2部との入れ替え戦へ

【関東リーグ女子1部順位】
1位 慶應義塾大学 5勝0敗
2位 筑波大学 4勝1敗
3位 亜細亜大学 3勝2敗
4位 早稲田大学 2勝3敗
5位 山梨学院大学 1勝4敗
6位 明治大学 0勝5敗

※慶應と筑波が大学王座出場、山梨学院と明治は2部との入れ替え戦へ

構成●スマッシュ編集部

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