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大学王座決定試合、女子は慶應が筑波との最終エース対決を制して2連覇達成!<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.10.13

大学王座連覇を飾った慶應義塾大学の女子チーム。19年度優勝の筑波大学に競り勝った。写真提供:全日本学生テニス連盟

 大学日本一のチームを決める「全日本大学対抗テニス王座決定試合」は10月12日に大会最終日を迎え、愛媛県総合運動公園テニスコートで男女の決勝と3位決定戦が行なわれた。

 ダブルス2本+シングルス3本の計5本で勝敗が争われる女子は、第1シードの慶應義塾大学と第2シードの筑波大学の関東勢が決勝で対決。予選の関東リーグでは慶大が全勝で快勝していたが、今回は最後までもつれる接戦となった。

 ダブルスは慶大のD2今田穂/中島玲亜と、筑波大のD1阿部宏美/川出莉子がそれぞれストレート勝ちして1勝1敗のタイ。シングルスに入ると、筑波大のS3照井妃奈が、関東学生2連覇の永田杏里をフルセットの末に破る殊勲の星を挙げ、先に筑波大が優勝に王手を掛ける。

 しかし慶大はS3の今田が接戦をモノにして2勝2敗に追いつき、全てはエース対決にかかった。ここで力を発揮したのがユニバーシアード女王の佐藤南帆だ。先週の国体では阿部に惜敗していたが、この日は終始流れを渡さず6-1、6-1で圧勝。慶大の3勝目をもぎ取った。

 昨年、昭和41年以来という涙の王座優勝を果たした慶大。その経験が自信となり、見事に2年連続3度目の王座を獲得した。
 
◆女子決勝結果(10月12日)

○慶應義塾大学[3-2]筑波大学×
D1:×佐藤/永田[5-7 6-7(5)]阿部/川出莉子○
D2:○今田/中島玲亜[6-3 6-1]照井/西尾萌々子×
S1:○佐藤南帆[6-1 6-1]阿部宏美×
S2:×永田杏里[3-6 6-2 4-6]照井妃奈○
S3:○今田穂[7-5 7-6(3)]吉本菜月×

◆女子3位決定戦結果(10月12日)

○関西大学[4-1]姫路大学×
D1:○中村/坂本[6-1 3-6 6-4]石川/松下×
D2:○山口/川本茉穂[6-1 6-2]田中菜冴美/西本×
S1:○中村天音[6-7(3) 6-1 6-3]西本聖良×
S2:○坂本陽菜[6-0 3-6 7-5]石川こころ×
S3:×山口花音[4-6 3-6]松下菜々○

構成●スマッシュ編集部

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