男子テニスツアー「ストックホルム・オープン」(10月17日~23日/スウェーデン・ストックホルム/インドアハードコート/ATP250)は、現地10月23日にシングルス決勝を実施。第7シードのオルガー・ルネ(デンマーク/世界ランク27位)が、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同5位)を6-4、6-4のストレートで下し、同大会初優勝を飾った。
今年5月のBMWオープン(ドイツ・ミュンヘン/クレーコート/ATP250)でツアー初タイトルを獲得した19歳のルネ。今回のストックホルムではキャメロン・ノーリー(イギリス/14位)、アレックス・デミノー(オーストラリア/23位)といった上位選手も破る快進撃を見せ、決勝へと勝ち上がった。
そんな彼を決勝で待ち受けるのはトップ5プレーヤーのチチパス。両者は今年6月の全仏オープンの4回戦で1度対戦しており、この時はルネが昨年の同大会で準優勝を収めたチチパスから大金星を挙げ、自身初の四大大会8強入りを果たした。
公式戦2度目の顔合わせとなったこの日の優勝決定戦でも、先に主導権を握ったのは19歳のヤングスターだった。持ち前の伸びのあるストロークと正確なリターンでポイントを積み重ねて第1セットを先取。迎えた第2セットでも第3ゲームで先にブレークに成功したルネが1時間31分でキャリア2勝目を手にした。
試合後のATP(男子プロテニス協会)のインタビューで「ステファノスは素晴らしいプレーヤーで、彼との試合は難しくなる。(それでも)今日はプレーしていてとても楽しい試合だった。僕は完璧に近い状態だった。リターンもうまくいって、サービスゲームでもうまくプレーできたかなと思う」と満足気に決勝戦を振り返ったルネは、「ゲームプランに忠実にプレーすることを心掛けた」ことが勝利につながったとコメント。
そして「僕にとっては信じられないような試合だった。今日は最高のテニスをしなければならなかったし、そのレベルを出せたのは良かったよ。本当にうれしいよ」と喜びをあらわにした。
次戦は間もなく開幕する「バーゼル・オープン」(10月24日~30日/スイス・バーゼル/ハードコート/ATP500)に出場予定のルネ。この勢いでまだまだランキングを上げていくことだろう。今後のさらなる飛躍に期待したい。
文●中村光佑
【写真】全仏オープン2022で躍動したルネら男子トップ選手の厳選フォト
今年5月のBMWオープン(ドイツ・ミュンヘン/クレーコート/ATP250)でツアー初タイトルを獲得した19歳のルネ。今回のストックホルムではキャメロン・ノーリー(イギリス/14位)、アレックス・デミノー(オーストラリア/23位)といった上位選手も破る快進撃を見せ、決勝へと勝ち上がった。
そんな彼を決勝で待ち受けるのはトップ5プレーヤーのチチパス。両者は今年6月の全仏オープンの4回戦で1度対戦しており、この時はルネが昨年の同大会で準優勝を収めたチチパスから大金星を挙げ、自身初の四大大会8強入りを果たした。
公式戦2度目の顔合わせとなったこの日の優勝決定戦でも、先に主導権を握ったのは19歳のヤングスターだった。持ち前の伸びのあるストロークと正確なリターンでポイントを積み重ねて第1セットを先取。迎えた第2セットでも第3ゲームで先にブレークに成功したルネが1時間31分でキャリア2勝目を手にした。
試合後のATP(男子プロテニス協会)のインタビューで「ステファノスは素晴らしいプレーヤーで、彼との試合は難しくなる。(それでも)今日はプレーしていてとても楽しい試合だった。僕は完璧に近い状態だった。リターンもうまくいって、サービスゲームでもうまくプレーできたかなと思う」と満足気に決勝戦を振り返ったルネは、「ゲームプランに忠実にプレーすることを心掛けた」ことが勝利につながったとコメント。
そして「僕にとっては信じられないような試合だった。今日は最高のテニスをしなければならなかったし、そのレベルを出せたのは良かったよ。本当にうれしいよ」と喜びをあらわにした。
次戦は間もなく開幕する「バーゼル・オープン」(10月24日~30日/スイス・バーゼル/ハードコート/ATP500)に出場予定のルネ。この勢いでまだまだランキングを上げていくことだろう。今後のさらなる飛躍に期待したい。
文●中村光佑
【写真】全仏オープン2022で躍動したルネら男子トップ選手の厳選フォト