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海外テニス

“Next Genファイナルズ”を地元フォニーニが観戦。イタリア勢の活躍に「彼らは本当にいいプレーをしている」<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.11.10

妻のペネッタと一緒に地元選手の試合を観戦したフォニーニ。(C)Getty images

妻のペネッタと一緒に地元選手の試合を観戦したフォニーニ。(C)Getty images

 現地時間11月8日、男子テニスの「Next Gen ATPファイナルズ」(11月8日~11月12日/イタリア・ミラノ/インドアハードコート)が開幕した。この大会は21歳以下の年間成績上位8人のみが出場でき、今季の若手ナンバー1をかけて争う登龍門的な大会だ。

 出場しているイタリア勢は、ロレンツォ・ムゼッティ(20歳/23位)、フランシスコ・パッサーロ(21歳/119位)、マテオ・アルナルディ(21歳/134位)の3選手。なお、イタリアで最上位のヤニック・シナー(21歳/世界ランキング15位)は、2019年大会で優勝しており、まだNext Genの出場資格も持っているが、今大会は出場していない。

 イタリアでの開催ということもあり、大会初日の会場には地元スター、ファビオ・フォニーニ(35歳/56位)の姿も見られた。ATP公式サイトによると、妻のフラビア・ペネッタさんと同郷選手の活躍を見守り、「世界のトップで彼らのような(イタリアの)選手たちが活躍していることは、本当に重要なこと」と話していたという。
 
 この日、ムゼッティは台湾のツェン・チュンシン(21歳/90 位)に勝利。この試合をコートサイドから観戦していたフォニーニは、「私たち(イタリア勢)がいればいるほどいい。今大会はムゼッティ、パッサーロ、アルナルディの3人が出場している。これは私たちにとって本当に重要なことだ」と話し、今大会について次のようにコメントした。

「もちろん、若手選手にプレーする機会を与えるという意味でも、このような大会は重要だと思う。同時に、その中には世界のトップに立つ若い選手もいて、彼らは本当にいいプレーをしている。この大会はとても素晴らしいイベントだと思うよ」

 若手選手の成長が著しいイタリアテニス界。はたして今後、フォニーニ、マテオ・ベレッティーニ(26歳/16位)、シナーらに続くようなトッププレーヤーは現れるのか。まずは、今大会の3選手に注目していきたい。

構成●スマッシュ編集部

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