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海外テニス

「再びテニスに専念するとは思えない」ツアー離脱が目立つ大坂なおみの動向に海外記者が警鐘<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.11.14

今季はタイトルを取ることが叶わなかった大坂なおみ。(C)Getty images

今季はタイトルを取ることが叶わなかった大坂なおみ。(C)Getty images

 男子テニス界のレジェンドであるジョン・マッケンロー氏の弟で、元ダブルス世界3位のパトリック・マッケンロー氏が、自身のポッドキャストで大坂なおみ(フリー/世界ランク42位)の話題を取り上げ、グランドスラムで4タイトルを上げながら、WTAツアーでは7勝しかできていないことについて「唖然としている」と語った。

 パトリック氏は、ここ最近フルタイムでツアーに参戦できていない大坂なおみについて「彼女が戻ってくることを願っているよ。彼女がテニス界に大きな影響を及ぼしていることに間違いはないからね」とコメント。

 これまでの活躍に触れ、「大きな称賛を送りたい」としつつも「メジャーでは4勝もしているのに、WTAツアーでは7勝しかしていない。これには唖然としているよ。彼女がいったい今何位にいるのかもわからない」と大坂ならではの戦績について言及した。
 
 また、パトリック氏のポッドキャストに出演したテニスライターのピーター・ボド氏は、「私が興味を持っているのは、『我々はナオミ・オオサカを失ってしまうのか?』ということだ」と大坂の去就について注目。最近の動向への不安を口にした。

「誰も彼女がテニス界から去ることを望んではいないだろう。しかし、言いにくいことだが彼女がテニスに専念している、あるいは再びテニスに戻りたいと思っているような兆候は見られない」

 2021年は9大会、今シーズンも11大会と出場大会を絞ってツアーに参戦した大坂だが、特に今シーズンは思うような結果が残せていない。また、依然としてテニスコート以外での露出が多い現状を見ると、ボド氏のような考えに至ることも納得できるだろう。彼女が今後どのような決断を下すのか、多くの人々が注目を寄せている。

構成●スマッシュ編集部

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