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海外テニス

犬猿の仲と言われた「嫌われ者」チチパスと「邪悪ないじめっ子」キリオスがまさかのペア結成! しかし初戦敗退に<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.12.11

不仲と言われていた両者だが、試合中は和やかな雰囲気だったようだ。(C)Getty images

不仲と言われていた両者だが、試合中は和やかな雰囲気だったようだ。(C)Getty images

 男子テニス世界ランク22位のニック・キリオス(オーストラリア)が、サウジアラビアでのエキシビション大会『ディルイーヤ・テニスカップ』に参戦。不仲説をささやかれていたステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)とのペアでダブルスの試合に出場し話題となった。

 シングルスでは、残念ながら初戦でキャメロン・ノーリー(イギリス/世界14位)にストレートで敗れた。だが、その後ダブルスにも出場し、チチパスとのペアでドミニク・ストリッカー(スイス/同118位)/フベルト・フルカチュ(ポーランド/同10位)組と対戦。2セットともタイブレークに突入する接戦になったが、こちらも初戦敗退に終わった。

 今夏のウインブルドン3回戦で対戦したキリオスとチチパスは、チチパスがボールを観客席に打ち込んでしまったことを発端に舌戦を繰り広げ、チチパスがキリオスを「邪悪ないじめっ子」と呼べば、キリオスは「ロッカールームの嫌われ者」とチチパスを嘲笑していた。
 
 その両者がペア結成には驚きの声も上がった。がしかし、どうやらこれは互いに選んでペアになったわけではなく、シングルスドローの同じ山で早期敗退したもの同士がペアになるという、今大会のルールに沿ってのものだったようだ。

 ただ試合中の両者の雰囲気は決して悪いものではなく、互いに言葉を交わしつつ、スーパープレーが出れば一緒に観客を盛り上げるようなジェスチャーを取るなど、エキシビション大会ならではの雰囲気を楽しんでいたようだ。

 なお、同大会ではシングルスでテイラー・フリッツ(アメリカ/世界9位)がダニール・メドベージェフ(ロシア/同7位)を下して優勝。ダブルスはストリッカー/フルカチュ組がマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同16位)/アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同8位)を下して優勝している。

構成●スマッシュ編集部

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