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国内テニス

インカレ室内、男子は藤原智也が制し大学2大タイトルを手中に! 女子は神鳥舞が念願の学生大会初優勝!!<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.12.12

インカレ室内、男子シングルスを制した藤原智也(左)と女子シングルス優勝の神鳥舞(右)。写真提供:全日本学生テニス連盟

インカレ室内、男子シングルスを制した藤原智也(左)と女子シングルス優勝の神鳥舞(右)。写真提供:全日本学生テニス連盟

 大学テニスの2022年シーズンを締めくくる「全日本学生室内テニス選手権大会」(インカレ室内)が12月7日から11日にかけて吹田市・江坂テニスセンターで開催され、各種目の優勝者が決まった。

 男子シングルスは第1シードの藤原智也(慶應義塾大学3年)が貫録の優勝。1回戦から準決勝まで相手を寄せ付けずにストレート勝ちした藤原は、決勝では第8シードの中村秋河(関西大学3年)に粘られたものの、ここも6-4、7-6(5)で2セットを連取し、大会初優勝を飾った。

 藤原は2021年のインカレチャンピオン。今年のインカレでは惜しくも準優勝に終わったが、インカレ室内を制し、大学テニスの2大タイトルを手中に収めた。

 女子シングルスも第1シードの神鳥舞(早稲田大学3年)が頂点に立った。準決勝で照井妃奈(筑波大学3年)にセットを落とした以外は、危なげない勝ち上がりを見せた神鳥。決勝では大学の後輩である梶野桃子(早大2年)を相手に隙のないプレーを展開し、6-1、6-4で快勝した。

 神鳥も夏のインカレでは決勝で敗れており、「優勝するには何が足りないのかを考えて、取り組んでいきたい」と次戦に闘志を燃やしていた。それが実を結び、今大会で念願の学生大会シングルス初タイトルを手にした。
 
 なお男子ダブルス決勝は、予選から勝ち上がった大田空/加藤木塁(法政大学3年/3年)が石垣秀悟/手嶋海陽(日本大学2年/2年)を下して初優勝。シードが総崩れする波乱の大会を制した。

 女子ダブルス決勝は、第1シードの神鳥/齋藤優寧(早大3年/2年)が石川琴実/金子さら紗(早大4年/1年)を破り、大会連覇とともに、夏のインカレに続く優勝を果たした。神鳥は単複2冠の大活躍だった。

【男子シングルス決勝】
○藤原智也(慶大)[1] 6-4 7-6(5) 中村秋河(関大)[8]●
【女子シングルス決勝】
○神鳥舞(早大)[1] 6-1 6-4 梶野桃子(早大)●
【男子ダブルス決勝】
○大田空/加藤木塁(法大)[Q] 6-4 6-2 石垣秀悟/手嶋海陽(日大)●
【女子ダブルス決勝】
○神鳥舞/齋藤優寧(早大)[1] 6-1 6-3 石川琴実/金子さら紗(早大)[4]●

※大学名の後の[ ]数字はシード順位、[Q]は予選勝ち上がり

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】藤原と神鳥は共に準優勝だった2022夏のインカレ・スナップ集
 

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