2022年シーズンの優秀な男子テニス選手を表彰する「ATPアワード」が発表され、世界ランク3位のキャスパー・ルード(ノルウェー/23歳)が、コート内外で誠実な模範となるべきプレーを行なった選手に贈られる「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ賞」を初受賞した。
04年シーズン以降、ロジャー・フェデラー氏(スイス)が13回、ラファエル・ナダル(スペイン/同2位)が5回選出されていた同賞。2人以外の受賞は19年ぶり、北欧のプレーヤーとしては、1995年のステファン・エドバーグ氏(スウェーデン)以来、27年ぶりの受賞となった。
今年は全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)、全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)のグランドスラム2大会で準優勝を飾っているルード。9月には、自己最高の世界ランク2位をマークするなど、大きな躍進を遂げ、ツアーでは、いずれもクレーコートのATP250で3勝を挙げた。
現地12月16日、ATP公式サイトが掲載した記事によると、初受賞となったルードは、「投票してくれたみんなに感謝するよ。今年、この賞を受賞できて、とても光栄で幸せなことだと感じている」とコメント。来年へ向けては、「気持ちを切り替えていきたいと思う。コートに戻るのが待ち遠しい」と意気込みを示した。
コート上で誠実なプレーをするルードは、来季もさらなる活躍が期待される。今年の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)は、足首の負傷で欠場していたため、来年は防衛ポイントがなく、順位をさらに上げる絶好のチャンスとなっているが、はたしてどんなパフォーマンスが見られるか。
構成●スマッシュ編集部
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04年シーズン以降、ロジャー・フェデラー氏(スイス)が13回、ラファエル・ナダル(スペイン/同2位)が5回選出されていた同賞。2人以外の受賞は19年ぶり、北欧のプレーヤーとしては、1995年のステファン・エドバーグ氏(スウェーデン)以来、27年ぶりの受賞となった。
今年は全仏オープン(フランス・パリ/クレーコート)、全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)のグランドスラム2大会で準優勝を飾っているルード。9月には、自己最高の世界ランク2位をマークするなど、大きな躍進を遂げ、ツアーでは、いずれもクレーコートのATP250で3勝を挙げた。
現地12月16日、ATP公式サイトが掲載した記事によると、初受賞となったルードは、「投票してくれたみんなに感謝するよ。今年、この賞を受賞できて、とても光栄で幸せなことだと感じている」とコメント。来年へ向けては、「気持ちを切り替えていきたいと思う。コートに戻るのが待ち遠しい」と意気込みを示した。
コート上で誠実なプレーをするルードは、来季もさらなる活躍が期待される。今年の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)は、足首の負傷で欠場していたため、来年は防衛ポイントがなく、順位をさらに上げる絶好のチャンスとなっているが、はたしてどんなパフォーマンスが見られるか。
構成●スマッシュ編集部
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