四大大会のシングルスで通算18勝を誇る女子テニス元世界ランク1位のマルチナ・ナブラチロワ氏(チェコ/66歳)が、咽頭ガンと乳ガンを患っていることを公表した。
当時53歳だった2010年4月にも乳ガンの診断を受けたものの、その後の懸命な治療で半年後には寛解に至ったナブラチロワ氏。テニス系海外メディア『UBITENNIS』によると、彼女は公式アンバサダーを務めた昨年11月の女子テニスシーズン最終戦「WTAファイナルズ」(アメリカ・フォートワース/ハードコート)の会場を訪れた際に、偶然喉のしこりに気付いた。
そしてすぐさま受けた検査でステージ1の咽頭ガンが判明。同じくステージ1の乳ガンの併発も確認されたという。
これに伴い、ナブラチロワ氏は1月2日にWTA(女子テニス協会)の公式サイトを通じてコメントを発表。「しばらくはつらいだろう」と複雑な心境をのぞかせながらも、「この二重苦は深刻なものだけど、まだ治すことはできる。私は良い結果を望んでいる。全力を尽くして戦う」と前向きな言葉を残した。また「現在の体調は良好であり、来週からニューヨークで治療を開始する」とも述べている。
ナブラチロワ氏は米テニス専門チャンネル『Tennis Channel』で1月16日から29日まで開催される年内最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)のコメンテーターを務めることとなっていたが、今回のガン発覚を受けてZoomでのリモート出演に切り替える予定だ。
文●中村光佑
【PHOTO】ナブラチロワをはじめ、レジェンドプレーヤーたちの希少な分解写真
当時53歳だった2010年4月にも乳ガンの診断を受けたものの、その後の懸命な治療で半年後には寛解に至ったナブラチロワ氏。テニス系海外メディア『UBITENNIS』によると、彼女は公式アンバサダーを務めた昨年11月の女子テニスシーズン最終戦「WTAファイナルズ」(アメリカ・フォートワース/ハードコート)の会場を訪れた際に、偶然喉のしこりに気付いた。
そしてすぐさま受けた検査でステージ1の咽頭ガンが判明。同じくステージ1の乳ガンの併発も確認されたという。
これに伴い、ナブラチロワ氏は1月2日にWTA(女子テニス協会)の公式サイトを通じてコメントを発表。「しばらくはつらいだろう」と複雑な心境をのぞかせながらも、「この二重苦は深刻なものだけど、まだ治すことはできる。私は良い結果を望んでいる。全力を尽くして戦う」と前向きな言葉を残した。また「現在の体調は良好であり、来週からニューヨークで治療を開始する」とも述べている。
ナブラチロワ氏は米テニス専門チャンネル『Tennis Channel』で1月16日から29日まで開催される年内最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)のコメンテーターを務めることとなっていたが、今回のガン発覚を受けてZoomでのリモート出演に切り替える予定だ。
文●中村光佑
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