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海外テニス

「なんて日だ!って感じ」加藤未唯がダブルスで今季開幕戦V!「1-6、1-5から」の大逆転に本人も驚き<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.01.09

積極的なプレーで勝利を掴んだ加藤(左)とスーチャディ(右)。全豪オープンでもそのパフォーマンスに注目だ。(C)Getty Images

積極的なプレーで勝利を掴んだ加藤(左)とスーチャディ(右)。全豪オープンでもそのパフォーマンスに注目だ。(C)Getty Images

 女子テニスツアー「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/ハードコート/WTA250)は、現地1月8日にダブルス決勝を実施。第3シードの加藤未唯/アルディラ・スーチャディ(日本/インドネシア)は、レイラ・アニー・フェルナンデス/ベサニー・マテック-サンズ(カナダ/アメリカ)を1-6、7-5、[10-4]の逆転で下し、同ペアでの初優勝を飾った。

 昨年7月の「ハンブルグ・ヨーロピアン・オープン」(ドイツ/ハンブルグ/クレーコート/WTA250)では、スーチャディとのペアで決勝に進むなど、相性の良さを見せつけていた加藤。そして今大会、1回戦と準決勝でフルセットの接戦をものにすると、決勝の相手はフェルナンデス/マテック-サンズというシングルス、ダブルス共に実績のある選手との対戦となった。
 
 第1セットで2度のブレークを許し、1-6で先制を許した加藤/スーチャディは、第2セットも1-5と絶体絶命のピンチに追い込まれる。しかし、そこから相手のチャンピオンシップポイントを防ぐと、立て続けに相手のサービスゲームをブレーク。セットオールに持ち込み、10ポイント制のタイブレークでは、10-4と圧倒。1時間29分の激戦を制した。

 加藤は、優勝後に自身のツイッターを更新し、「久しぶりにツアー優勝できてうれしいです。たくさんの応援ありがとうございました」と感謝のコメント。「皆さんも諦めず1-6、1-5から応援してくれていたことでしょう。なんて日だ!って感じでした」と現在の心境を綴っていた。

 新年早々、幸先の良いスタートを切った加藤。一週間後に開催される全豪オープン(1月16日~29日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でも、その活躍に期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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