海外テニス

妊娠公表の大坂なおみなど欠場者が相次ぐ全豪OPに海外メディアが注目「出場を見送ったビッグネームはオオサカだけでない」

THE DIGEST編集部

2023.01.15

妊娠のために全豪オープンの欠場を発表した大坂。しかし、同大会からの出場辞退を決めたのは彼女だけではない。(C)Getty Images

 ビッグネームの"相次ぐ欠場"に海外メディアも注目が集まっている。間もなく開幕を迎えるシーズン最初のテニス四大大会「全豪オープン」(1月16日~29日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)だ。

 現地時間1月11日に第1子の妊娠を公表した女子テニス元世界ランキング1位の大坂なおみ(現47位)をはじめ、男女ともに今大会をスキップするとした大物選手の数は、少なくない。

 とりわけ欠場者で大きな存在感を放つのは、現世界王者のカルロス・アルカラス(スペイン/1位)だ。昨年9月の全米オープンで四大大会初制覇を果たし、史上最年少で世界ランキング1位に上り詰めた19歳だが、現地6日に更新された公式SNSでは、「トレーニング中に半膜様筋(太ももの筋肉の一部)を痛めてしまいました」と説明し、欠場を発表している。
 
 こうした状況を受け、米スポーツ専門サイト『Sportskeeda』は、「2023年の全豪オープンを欠場する8選手」と題した記事を掲載。「出場を見送ったビッグネームは、オオサカ、アルカラスだけでない」と記述したうえで、「フィットネスの問題などにより参加できない有名選手が何名かいる」と続け、現地1月14日時点で棄権が発表されている選手をまとめて取り上げた。

 女子では、シモナ・ハレップ(ルーマニア/12位)、ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ/658位)といった元世界女王の名前も並ぶ。加えて現地13日には、新たにパウラ・バドサ(スペイン/11位)が欠場を発表。男子は、マリン・チリッチ(クロアチア/18位)、ガエル・モンフィス(フランス/83位)、ライリー・オペルカ(アメリカ/37位)が記事内で紹介されている。

 果たして今年は誰がトロフィーを掲げるのだろうか。熱戦に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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