テニスの四大大会「全豪オープン」(1月16日~29日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)は、現地18日に大会3日目を迎え、男子シングルス2回戦を実施。第1シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク2位)は、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ/65位)に4-6、4-6、5-7で敗れ、2回戦で姿を消した。
両者は過去に1度対戦しており、2020年の全仏オープンでナダルがストレート勝利を収めている。
第1セットは、第1ゲームで先にマクドナルドがブレークに成功。フラット系のストロークを軸にして、時折ドロップショットやロブで前後に揺さぶり、第5ゲームでもブレークを重ねる。持ち前の力強いショットで対抗するナダルは、続く第6ゲームでブレークを1つ返したものの、このセットは6-4でマクドナルドが先取した。
第2セットも、マクドナルドが第1ゲームをブレークし、リードする展開に。ストローク戦で追い込まれる展開が目立つナダルは、第4ゲームでブレークを返すが、第7ゲームでまたもマクドナルドがブレークに成功。さらに、プレー中に左股関節を痛めたナダルは、第8ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取る。再開後は、マクドナルドが6-4で取り、2セットを連取した。
第3セット、ナダルは諦めずプレーを続行。足が十分に動かないながらも、ネットプレーなどでポイントを積み重ね、サービスゲームをキープしていく。迎えた第9ゲームでは、何度もブレークポイントを握られたが、なんとかキープし5-4とする。しかし、第11ゲームをマクドナルドがブレークに成功すると、そのまま勝利をものにし、2時間32分の試合に終止符が打たれた。
グランドスラム単独最多の22勝を誇るナダル。シングルスで2連敗を喫した今季初戦の男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」を含め、直近8試合では2勝6敗となっていた。また、四大大会で3回戦に進出できないのは、初戦敗退に終わった2016年の全豪オープン以来となる。
なお、勝利したマクドナルドは3回戦で、第31シードの西岡良仁(日本/33位)、ダリボール・スヴルシナ(チェコ/216位)の勝者と対戦予定だ。
構成●スマッシュ編集部
【連続写真】ヒジ主導でテイクバックしてパワーを生み出す、ナダルのフォアハンド
両者は過去に1度対戦しており、2020年の全仏オープンでナダルがストレート勝利を収めている。
第1セットは、第1ゲームで先にマクドナルドがブレークに成功。フラット系のストロークを軸にして、時折ドロップショットやロブで前後に揺さぶり、第5ゲームでもブレークを重ねる。持ち前の力強いショットで対抗するナダルは、続く第6ゲームでブレークを1つ返したものの、このセットは6-4でマクドナルドが先取した。
第2セットも、マクドナルドが第1ゲームをブレークし、リードする展開に。ストローク戦で追い込まれる展開が目立つナダルは、第4ゲームでブレークを返すが、第7ゲームでまたもマクドナルドがブレークに成功。さらに、プレー中に左股関節を痛めたナダルは、第8ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取る。再開後は、マクドナルドが6-4で取り、2セットを連取した。
第3セット、ナダルは諦めずプレーを続行。足が十分に動かないながらも、ネットプレーなどでポイントを積み重ね、サービスゲームをキープしていく。迎えた第9ゲームでは、何度もブレークポイントを握られたが、なんとかキープし5-4とする。しかし、第11ゲームをマクドナルドがブレークに成功すると、そのまま勝利をものにし、2時間32分の試合に終止符が打たれた。
グランドスラム単独最多の22勝を誇るナダル。シングルスで2連敗を喫した今季初戦の男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」を含め、直近8試合では2勝6敗となっていた。また、四大大会で3回戦に進出できないのは、初戦敗退に終わった2016年の全豪オープン以来となる。
なお、勝利したマクドナルドは3回戦で、第31シードの西岡良仁(日本/33位)、ダリボール・スヴルシナ(チェコ/216位)の勝者と対戦予定だ。
構成●スマッシュ編集部
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