輝かしいキャリアに終止符を打った"レジェンド"へ、海外メディアからも惜別の声が相次いでいる。
【PHOTO】国枝慎吾はじめ東京オリンピック・パラリンピックのテニス競技のメダリストたち
1月22日、男子車いすテニスの国枝慎吾(ユニクロ/世界ランキング1位)は、公式SNSを更新し、「2023年1月22日付で引退することになりました」と報告。「昨年10回目の年間王者になった事で、もう十分やり切ったという感情が高まり、決意した次第です」と記し、38歳で現役を退くに至った心情も明かしている。
グランドスラム(GS)のシングルスで28度、ダブルスで22度の優勝を誇る国枝は、パラリンピックでもシングルスで3度、ダブルスで1度の金メダルを獲得。昨年は、ウインブルドンで初制覇を果たし、生涯ゴールデンスラム(五輪と全てのGSで優勝)を達成するなど、初めて世界1位の座に就いた06年から長きにわたり世界のトップとして君臨し続けた。
そんな国枝の引退を受け、米紙『The New York Times』のテニスライター、ベン・ローテンバーグ氏は、「車いすテニスに重大なニュース」とツイート。「GSのシングルスで28勝を挙げたクニエダが、38歳で引退を表明した」と続け、「昨年は、最初のGS3つを制し、年間GS(同じ年に全てのGS制覇)まで1試合と迫っていた」と最近の活躍を振り返っている。
さらに、アルゼンチン紙『LA NACION』、スペインの専門メディア『ESPN Tenis』などに執筆するセバスチャン・トーロク氏は、公式ツイッターを更新すると、国枝の存在を、「史上最高の車いすテニスプレーヤー」と表現。そのうえで、「彼はテニスというスポーツを変え、みんなにインスピレーションを与えたプレーヤーだ」と賛辞の言葉を続けていた。
世界中から絶大なリスペクトを集め、最強のままラケットを置いた国枝。SNS投稿のなかでは、車いすテニスという競技について、「まだまだ今後も更に発展していく事を願っています」とも綴っていたが、果たして今後はどのような活動が見られるのか。第2のキャリアが、より良いものなるように願いたい。
構成●THE DIGEST編集部
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グランドスラム(GS)のシングルスで28度、ダブルスで22度の優勝を誇る国枝は、パラリンピックでもシングルスで3度、ダブルスで1度の金メダルを獲得。昨年は、ウインブルドンで初制覇を果たし、生涯ゴールデンスラム(五輪と全てのGSで優勝)を達成するなど、初めて世界1位の座に就いた06年から長きにわたり世界のトップとして君臨し続けた。
そんな国枝の引退を受け、米紙『The New York Times』のテニスライター、ベン・ローテンバーグ氏は、「車いすテニスに重大なニュース」とツイート。「GSのシングルスで28勝を挙げたクニエダが、38歳で引退を表明した」と続け、「昨年は、最初のGS3つを制し、年間GS(同じ年に全てのGS制覇)まで1試合と迫っていた」と最近の活躍を振り返っている。
さらに、アルゼンチン紙『LA NACION』、スペインの専門メディア『ESPN Tenis』などに執筆するセバスチャン・トーロク氏は、公式ツイッターを更新すると、国枝の存在を、「史上最高の車いすテニスプレーヤー」と表現。そのうえで、「彼はテニスというスポーツを変え、みんなにインスピレーションを与えたプレーヤーだ」と賛辞の言葉を続けていた。
世界中から絶大なリスペクトを集め、最強のままラケットを置いた国枝。SNS投稿のなかでは、車いすテニスという競技について、「まだまだ今後も更に発展していく事を願っています」とも綴っていたが、果たして今後はどのような活動が見られるのか。第2のキャリアが、より良いものなるように願いたい。
構成●THE DIGEST編集部
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