錦織圭が2020年シーズンに向け、自身のアプリで新しいコーチを発表した。
新コーチとなるのは、ベラルーシのマックス・ミルニー。2018年のクレムリンカップを最後に引退したビッグサーバーで、身長195cmの大型選手。そのいかつい風貌から通称「ビースト」とあだ名がつけられたほどで、現役時代は、全米オープンベスト8、ダブルスでは、全仏と全米、混合でウインブルドンと全米のタイトルを獲得している。ロンドン五輪でも、アザレンカと組み、混合ダブルスで金メダルを取った。
シングルスで最高18位、ダブルスで1位となったミルニーは、2020年からフルタイムのコーチとしてツアーを回る予定で、その一番の効果として期待されるのは、やはり錦織の課題として常につきまとってきた「サービス」であろう。
天性の試合勘と、ストロークのコントロール力とスピード、そしてリターンにおいては、ツアー屈指の錦織は、サービスゲームで試合を支配できないというところで苦しむことが多かった。
ツアーではサービスのスピードも重要だか、その後の展開や、サービスゲーム全体の運び方も重要な点となってくる。その中で、サービスを軸に試合展開をしてきたミルニーの技術と知識が、錦織にアウトプットされれば、さらに強い選手になることは間違いない。
2020年五輪のメダルと、グランドスラム優勝に向けた、この新たな動きに期待が高まる。
構成●スマッシュ編集部
新コーチとなるのは、ベラルーシのマックス・ミルニー。2018年のクレムリンカップを最後に引退したビッグサーバーで、身長195cmの大型選手。そのいかつい風貌から通称「ビースト」とあだ名がつけられたほどで、現役時代は、全米オープンベスト8、ダブルスでは、全仏と全米、混合でウインブルドンと全米のタイトルを獲得している。ロンドン五輪でも、アザレンカと組み、混合ダブルスで金メダルを取った。
シングルスで最高18位、ダブルスで1位となったミルニーは、2020年からフルタイムのコーチとしてツアーを回る予定で、その一番の効果として期待されるのは、やはり錦織の課題として常につきまとってきた「サービス」であろう。
天性の試合勘と、ストロークのコントロール力とスピード、そしてリターンにおいては、ツアー屈指の錦織は、サービスゲームで試合を支配できないというところで苦しむことが多かった。
ツアーではサービスのスピードも重要だか、その後の展開や、サービスゲーム全体の運び方も重要な点となってくる。その中で、サービスを軸に試合展開をしてきたミルニーの技術と知識が、錦織にアウトプットされれば、さらに強い選手になることは間違いない。
2020年五輪のメダルと、グランドスラム優勝に向けた、この新たな動きに期待が高まる。
構成●スマッシュ編集部