現地1月29日、大会最終日を迎えた今年最初のテニス四大大会「全豪オープン」は、女子ダブルス決勝を実施。第10シードとして出場している日本の青山修子/柴原瑛菜は、第1シードのバルボア・クレイチコワ/カテリナ・シニアコワ(チェコ)に4-6、3―6のストレートで敗れ、グランドスラム初制覇とはならなかった。
約1年ぶりにペアを再結成した今大会は、初戦でフルセットの熱戦をものにすると、それ以降は4試合連続のストレート勝ち。準決勝では、第2シードのココ・ガウフ/ジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-2、7-6(7)で破り、日本人ペアとして2018年全仏の二宮真琴/穂積絵莉以来となるグランドスラム決勝進出を決めていた。
決勝で顔を合わせることになったクレイチコワ/シニアコワは、ジュニア時代からペアを組み、すでに生涯ゴールデンスラム(五輪と全てのグランドスラムを優勝)を達成している強敵。四大大会6勝を誇り、昨年は、全豪、ウインブルドン、全米のグランドスラム3大会で優勝するなど、現在の女子ダブルス界で圧倒的な成績を収めている。
ファーストポイントから18本のラリーとなるなど、序盤から激しい攻防が見られたこの試合は、第1ゲームでクレイチコワ/シニアコワがブレークに成功。その後は、互いにサービスキープを続け、反撃を狙う青山/柴原も積極的に食らいつくが、逃げきったチェコペアが1セットアップとする。
第2セットも、第1ゲームからブレークを許す展開。第4ゲームで青山/柴原がブレークバックし、一時は3ー2とリードするが、そこから4ゲーム連取されてゲームセット。クレイチコワ/シニアコワは、ペアとしてグランドスラム7度目の優勝となり、全豪2連覇達成となった。
ハイレベルなプレーで大会を盛り上げた青山/柴原。日本人ペアとして史上初の優勝には惜しくも届かなかったが、ここで得た経験を生かし、今後に活躍にも期待したい。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】青山/柴原ら、全豪オープン2023で熱戦を繰り広げる女子選手たち!
約1年ぶりにペアを再結成した今大会は、初戦でフルセットの熱戦をものにすると、それ以降は4試合連続のストレート勝ち。準決勝では、第2シードのココ・ガウフ/ジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-2、7-6(7)で破り、日本人ペアとして2018年全仏の二宮真琴/穂積絵莉以来となるグランドスラム決勝進出を決めていた。
決勝で顔を合わせることになったクレイチコワ/シニアコワは、ジュニア時代からペアを組み、すでに生涯ゴールデンスラム(五輪と全てのグランドスラムを優勝)を達成している強敵。四大大会6勝を誇り、昨年は、全豪、ウインブルドン、全米のグランドスラム3大会で優勝するなど、現在の女子ダブルス界で圧倒的な成績を収めている。
ファーストポイントから18本のラリーとなるなど、序盤から激しい攻防が見られたこの試合は、第1ゲームでクレイチコワ/シニアコワがブレークに成功。その後は、互いにサービスキープを続け、反撃を狙う青山/柴原も積極的に食らいつくが、逃げきったチェコペアが1セットアップとする。
第2セットも、第1ゲームからブレークを許す展開。第4ゲームで青山/柴原がブレークバックし、一時は3ー2とリードするが、そこから4ゲーム連取されてゲームセット。クレイチコワ/シニアコワは、ペアとしてグランドスラム7度目の優勝となり、全豪2連覇達成となった。
ハイレベルなプレーで大会を盛り上げた青山/柴原。日本人ペアとして史上初の優勝には惜しくも届かなかったが、ここで得た経験を生かし、今後に活躍にも期待したい。
構成●スマッシュ編集部
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