男子テニス元世界ランク3位のドミニク・ティーム(現世界ランク96位/オーストリア)が、地元紙『Kronen Zeitung』のインタビュー記事に登場。その中で"完全復活"に向けた意気込みを語っている。
2020年の「全米オープン」で優勝を飾った後、手首のケガによりツアーを離脱し、22年6月には、352位までランキングを落としていたティーム。ただ昨年末には、「ヒホン・オープン」(スペイン・ヒホン/ハードコート/ATP250)、「ヨーロピアン・オープン」(ベルギー・アントワープ/ハードコート/ATP250)で準決勝進出を果たすなど、勢いを取り戻しつつあった。
しかし、今年に入ってからは、まだツアーで1勝も挙げることができていない。「アデレード国際」(オーストラリア・アデレード/ハードコート/ATP250)、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)では、初戦敗退を喫している。
そして、先日行なわれた国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten 2023」ワールドグループ1プレーオフの対クロアチア戦では、ボルナ・チョリッチ(同23位)、ボルナ・ゴジョ(同121位)にいずれもストレート負け。チームもグループリーグ進出を逃し、現在ティームはツアー4連敗中という成績だ。
こうした結果を踏まえ、今回掲載されたインタビュー内では、「トッププレーヤーに戻れるとまだ信じているか?」という質問に対し、「信念はまだある。たとえそれが小さなものであっても、そこにあるんだ」とコメント。「そして、それはまた大きくなっていくと思う」と続け、トップへ再び駆け上がる強い意思を次のように示した。
「もし、それがなくなってしまったら、僕はもうここに座っていないし、立ち止まって違う人生を歩むだろうね。でも、信念は間違いなく僕の中にあるんだ」
まだ不調を脱し切れていないティームだが、再びベストの状態に戻って、迫力のあるプレーが見られることに期待したい。
構成●スマッシュ編集部
【連続写真】足の力を存分に活用する、ティームのスピンサービス
2020年の「全米オープン」で優勝を飾った後、手首のケガによりツアーを離脱し、22年6月には、352位までランキングを落としていたティーム。ただ昨年末には、「ヒホン・オープン」(スペイン・ヒホン/ハードコート/ATP250)、「ヨーロピアン・オープン」(ベルギー・アントワープ/ハードコート/ATP250)で準決勝進出を果たすなど、勢いを取り戻しつつあった。
しかし、今年に入ってからは、まだツアーで1勝も挙げることができていない。「アデレード国際」(オーストラリア・アデレード/ハードコート/ATP250)、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)では、初戦敗退を喫している。
そして、先日行なわれた国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten 2023」ワールドグループ1プレーオフの対クロアチア戦では、ボルナ・チョリッチ(同23位)、ボルナ・ゴジョ(同121位)にいずれもストレート負け。チームもグループリーグ進出を逃し、現在ティームはツアー4連敗中という成績だ。
こうした結果を踏まえ、今回掲載されたインタビュー内では、「トッププレーヤーに戻れるとまだ信じているか?」という質問に対し、「信念はまだある。たとえそれが小さなものであっても、そこにあるんだ」とコメント。「そして、それはまた大きくなっていくと思う」と続け、トップへ再び駆け上がる強い意思を次のように示した。
「もし、それがなくなってしまったら、僕はもうここに座っていないし、立ち止まって違う人生を歩むだろうね。でも、信念は間違いなく僕の中にあるんだ」
まだ不調を脱し切れていないティームだが、再びベストの状態に戻って、迫力のあるプレーが見られることに期待したい。
構成●スマッシュ編集部
【連続写真】足の力を存分に活用する、ティームのスピンサービス