自由奔放な言動で話題の尽きない男子テニス世界ランク50位のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)。25歳の彼は今、先週ディフェンディングチャンピオンとして参戦した南フランス・オープン(フランス・モンペリエ/ハードコート/ATP250)での“非スポーツマン行為”で各方面から批判の声を浴びている。
現地2月8日に行なわれた同大会のシングル1回戦でのこと。地元勢のグレゴワール・バレール(フランス/現71位)と対戦したブブリクは、第1セットを落としながらも粘りを見せてセットオールに持ち込み、ファイナルセットは両者一歩も譲らないままタイブレークへと突入した。
ここで全くポイントが取れずに0-6とマッチポイントを握られたブブリクは、怒りのあまり手にしていたラケットを勢いよく叩きつけて破壊。だがこれだけでは気が済まず、チェンジコートの際にベンチに戻ると、バッグから取り出した予備のラケット2本を立て続けに壊したのだ。その後は気を取り直して3ポイントを取り返したものの、結局黒星を喫した。
ATP公式中継サイト『Tennis TV』が公式ツイッターでラケットを破壊した際の映像を公開したところ、「こんなのダメだろ」「退場にすべきだ」「ラケットがかわいそう」などとファンから厳しいコメントが相次いだ。
そのブブリクは休む間もなく現在開催中の「ABNアムロ・オープン」(2月13日~19日/オランダ・ロッテルダム/インドアハードコート/ATP500)にも出場。現地2月13日に実施されたスタン・ワウリンカ(スイス/130位)とのシングルス1回戦に臨むも、結果は6-7(5)、4-6のストレート負けに終わった。
欧米スポーツメディア『ESPN』によると、試合後の会見でブブリクは、放送禁止のFワードを交えながら「このF・・・なスポーツがいかにバカバカしいかということに文句を言いたい。テニスをすると頭が痛くなる」と、今度は暴言を口にしたという。
2023年シーズンがスタートしてからは、出場した全豪オープンとATPツアー計4大会(シングルス)で初戦敗退を喫しているブブリク。つらい時期を過ごしているのは間違いないが、ポテンシャルは十分なだけに何とか踏ん張ってほしいところだ。
文●中村光佑
【動画】「ラケットが可哀想や」と批判の声!3本のラケットを破壊するブブリク
現地2月8日に行なわれた同大会のシングル1回戦でのこと。地元勢のグレゴワール・バレール(フランス/現71位)と対戦したブブリクは、第1セットを落としながらも粘りを見せてセットオールに持ち込み、ファイナルセットは両者一歩も譲らないままタイブレークへと突入した。
ここで全くポイントが取れずに0-6とマッチポイントを握られたブブリクは、怒りのあまり手にしていたラケットを勢いよく叩きつけて破壊。だがこれだけでは気が済まず、チェンジコートの際にベンチに戻ると、バッグから取り出した予備のラケット2本を立て続けに壊したのだ。その後は気を取り直して3ポイントを取り返したものの、結局黒星を喫した。
ATP公式中継サイト『Tennis TV』が公式ツイッターでラケットを破壊した際の映像を公開したところ、「こんなのダメだろ」「退場にすべきだ」「ラケットがかわいそう」などとファンから厳しいコメントが相次いだ。
そのブブリクは休む間もなく現在開催中の「ABNアムロ・オープン」(2月13日~19日/オランダ・ロッテルダム/インドアハードコート/ATP500)にも出場。現地2月13日に実施されたスタン・ワウリンカ(スイス/130位)とのシングルス1回戦に臨むも、結果は6-7(5)、4-6のストレート負けに終わった。
欧米スポーツメディア『ESPN』によると、試合後の会見でブブリクは、放送禁止のFワードを交えながら「このF・・・なスポーツがいかにバカバカしいかということに文句を言いたい。テニスをすると頭が痛くなる」と、今度は暴言を口にしたという。
2023年シーズンがスタートしてからは、出場した全豪オープンとATPツアー計4大会(シングルス)で初戦敗退を喫しているブブリク。つらい時期を過ごしているのは間違いないが、ポテンシャルは十分なだけに何とか踏ん張ってほしいところだ。
文●中村光佑
【動画】「ラケットが可哀想や」と批判の声!3本のラケットを破壊するブブリク