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海外テニス

全仏名物のナダル像がレプリカとなって本人のもとへ!「身近な場所に置けるのは特別なこと」と喜び<SMASH>

中村光佑

2023.04.02

全仏会場にあるナダルのステンレス像(左)。主催者からナダルにそのレプリカが贈呈され、ナダル・アカデミーの博物館に設置されることに。(C)Getty Images

全仏会場にあるナダルのステンレス像(左)。主催者からナダルにそのレプリカが贈呈され、ナダル・アカデミーの博物館に設置されることに。(C)Getty Images

 男子テニス元世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン/現13位)が、毎年5月末に開催されるテニス四大大会「全仏オープン」(フランス・パリ/クレーコート)の主催側から自身のレプリカ像を贈呈された。ATP(男子プロテニス協会)の公式サイトが報じている。

 昨年の全仏で大会最多となる14度目の優勝、さらにはグランドスラム(四大大会)で史上最多となる22度目の優勝を飾ったナダル。“赤土の王者”の異名を持つ36歳のレジェンドは、最も得意とするパリの舞台で通算112勝3敗というとてつもない記録を残している。そのため毎年必ずと言っていいほど優勝候補に挙がり、常に期待通りの結果を出してきた。

 そんな彼の偉大なる功績を称え、21年5月にはスペイン出身の彫刻家ジョルディ・ディエス・フェルナンデス氏が、フォアハンドを打つナダルの姿を模したステンレス像を制作。現在も同大会の会場入り口付近に展示されている。ちなみに今回お披露目されたレプリカは、3メートルもの高さがあるそのステンレス像がモチーフとなっており、ナダルが故郷マヨルカ島で運営するテニスアカデミー「ラファエル・ナダル・アカデミー」の博物館に設置されるという。

 先日レプリカ贈呈の記念式典に登場したナダルは、以下のように喜びのコメントを残した。

「ローランギャロス(全仏)は僕のキャリアで最も重要な場所であり、あの場所に自分のステンレス像が置かれていることをとてもうれしく思っています。(同時に)このレプリカを、私の故郷の博物館に展示できること、さらには私と私の家族にとって、そして私のチームにとって、とても身近な場所に置くことができるのは、より特別なことです。このレプリカは私が獲得してきたトロフィーたちと一緒にここに設置され、皆さんに見ていただけます」
 
 その後、式典に同席したトーナメントディレクターのアメリー・モーレスモ氏(フランス/女子元世界1位/43歳)は、長きにわたってテニスの発展と普及に貢献してきたナダルをこう称賛した。

「ラファエル・ナダル・アカデミーの価値観と精神は、まさにラファという人物を象徴するものです。謙虚で、教養があり、努力家であること。私たちがアカデミーで目にした選手たちは、とても良い環境でプレーしていますし、個人的にも、ラファ本人と特別な時間を共有できたことをとてもうれしく思っています」

 同じく式典に登場したフランステニス連盟のジル・モレトン会長は、ラファエル・ナダル・アカデミーでレプリカ像を展示することとなった経緯を簡潔に説明。続けて全仏におけるナダルの存在の重要性について次のように語った。

「長年にわたり、ローランギャロスとラファエル・ナダルは特別な関係を築いており、我々はこのアカデミーでも彼がどのような人物であり、どのような価値観を持っているのかを見てきました。我々は、テニスをより大きくするために、常にラファと建設的で友好的な関係を構築してきました。そのうえで彼をテニスのアンバサダーとして迎えることができて光栄です。ラファエル・ナダルとローランギャロスは、切っても切れない関係になっています」

 今年1月の全豪オープンで負った左股関節のケガを理由に現在はツアーを離脱しているナダル。現時点ではクレーシーズンでの復帰が濃厚と報じられているが、無論それはケガの状況次第だろう。順調に調整が進み、100%の状態で全仏に臨めることを願いたい。

文●中村光佑

【PHOTO】ナダルが14度目の優勝! 全仏オープン2022で活躍した男子選手たちの厳選写真!
 

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