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海外テニス

錦織圭が復帰戦に予定のチャレンジャー3連戦のうち2大会をキャンセル!「挑戦するにはまだ早すぎる」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.05.18

5月下旬から始まる3大会を復帰戦に予定していた錦織が2大会の見送りを発表した。(C)Getty Images

5月下旬から始まる3大会を復帰戦に予定していた錦織が2大会の見送りを発表した。(C)Getty Images

 男子テニス元世界4位の錦織圭は18日、復帰戦に予定していた今月下旬開幕のチャレンジャー(下部ツアー)2大会の出場見送りを自身のSNSを通じて発表した。

 股関節の故障で戦線を離脱していた錦織が、約1年7カ月ぶりとなる復帰戦として予定していたのは、「リトルロック・オープン」(5月29日~6月4日/アメリカ・アーカンソー)、「タイラー・テニス選手権」(6月5日~11日/アメリカ・テキサス)、「カリビアン・オープン」(6月12日~18日/プエルトリコ・パルマデルマー)の3連戦。錦織はそのうちのリトルロックとタイラーの2大会の出場を見送るとした。

「ちょっとした更新(Little update)」の書き出しのメッセージ(欧文)には、「トレーニングは順調です。ヒッティングのタイミングや強度も上がってきています。けれども、リトルロックとタイラーへ挑戦するにはまだ早すぎるため、チームと相談してキャンセルすることにしました。 目標はパルマデルマーでスタートすることです」と綴られていた。

 この投稿を見たファンからは、「納得のゆく状態で復帰してくれたら、それでいい」「順調にトレーニングできていて何より」「大丈夫、待ってます」など、錦織を労わるメッセージが数多く寄せられている。
 
 錦織が出場を予定しているのはワールドツアーの下部大会であるチャレンジャー。チャレンジャー大会は5つのグレードに分かれており、錦織が出場を予定していた3大会はいずれも下から2番目の「チャレンジャー75」(他に50、100、125、175がある)。錦織とチームが「復活ロード」のスタートに適していると選んだ大会だ。

 今回の出場見送りはファンにとっては残念な知らせとなったが、3戦目のカリビアン・オープンはキャンセルされなかったのは救いと言えよう。

 これまでも負傷離脱とカムバックを繰り返してきた錦織。今回の離脱期間はそのなかでも最も長くなっているが、まずは6月12日からパルマデルマーで錦織の元気な姿が見られることを期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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