5月21日、「2023 DUNLOP CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会兼ワールドジュニアテニス世界大会 代表選考会」(千葉県・吉田記念テニス研修センター/ハードコート)の決勝戦が行なわれ、12歳以下男子は山崎あさひ(関東・SYSテニスクラブ)、女子は原口礼(関東・QREATIV JTA)が全国制覇を果たした。
男子優勝の山崎は、決勝で安居院虹斗(関西・ARROWS TS)に0-6、7-5、6-3で勝利し、「今までの練習の成果を出せて良かったです」と喜びのコメント。スピンの効いたフォアを軸にプレーする安居院に対して、第1セットを落とした山崎だったが、「2セット目から気持ちを入れ直したら、回り込みフォアが決まるようになってきた」という。
また、第2セットから声を出し始めた山崎は、パワフルなストロークやボレー、アングルショットなど多彩なショットを織り交ぜ、安居院との激戦に勝利。次なる目標について問われると、「3冠(今大会、全国小学生テニス選手権大会、全日本ジュニアテニス選手権大会)を取ること」と力強く意気込み、将来に向けては、「グランドスラムで活躍したい」とプロを見据えていた。
一方、女子は第1シードの原口が第3シードの小野沢菜々(関東・クリエイトTA)に6-1、6-4でストレート勝ち。「攻め切ることをテーマにした」と言う原口は、その言葉通り、第1セットから回り込みのフォアでウイナーを量産し、リターンが甘くなれば叩いて前に出るアグレッシブなプレーを貫き通した。
小野沢に直近で2回負けていたという原口は、「今回は絶対引かないと思って強い気持ちでプレーしました」とコメント。「セカンドセットから相手が上がってきて、きつい展開になったけど、2ゲーム連取をされたくなかったので、1ゲームしっかり一歩ずつやったのが良かったと思います」と勝因を振り返っている。
将来の夢は「グランドスラム出場」。憧れの選手については「シナーとバーティー。シナーのように向かっていく気持ちが好き、緩急を織り交ぜるようなバーティーも好き」と語っていた。
21日の12歳以下の試合結果は以下の通り。
【全国選抜ジュニアテニス選手権大会】
◆男子結果
決勝/山崎あさひ(関東・SYSテニスクラブ)[3] 0-6 7-5 6-3 安居院虹斗(関西・ARROWS TS)
3位決定戦/玉木翔大(関西・ラボキッズジュニア)[5] 6-4 6-1 木暮勇斗(東海・ワタナベTC)
◆女子結果
決勝/原口礼(関東・QREATIV JTA)[1] 6-1 6-4 小野沢菜々(関東・クリエイトTA)[3]
3位決定戦/吉田青生(関東・MAT前橋TA)[2] 6-2 6-1 伊達あおば(関西・ダンロップTS)[4]
([]内の数字はシード番号)
取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)
【2023 DUNLOP CUP】全国選抜ジュニアテニス選手権大会の上位進出選手を厳選ショットで紹介!
男子優勝の山崎は、決勝で安居院虹斗(関西・ARROWS TS)に0-6、7-5、6-3で勝利し、「今までの練習の成果を出せて良かったです」と喜びのコメント。スピンの効いたフォアを軸にプレーする安居院に対して、第1セットを落とした山崎だったが、「2セット目から気持ちを入れ直したら、回り込みフォアが決まるようになってきた」という。
また、第2セットから声を出し始めた山崎は、パワフルなストロークやボレー、アングルショットなど多彩なショットを織り交ぜ、安居院との激戦に勝利。次なる目標について問われると、「3冠(今大会、全国小学生テニス選手権大会、全日本ジュニアテニス選手権大会)を取ること」と力強く意気込み、将来に向けては、「グランドスラムで活躍したい」とプロを見据えていた。
一方、女子は第1シードの原口が第3シードの小野沢菜々(関東・クリエイトTA)に6-1、6-4でストレート勝ち。「攻め切ることをテーマにした」と言う原口は、その言葉通り、第1セットから回り込みのフォアでウイナーを量産し、リターンが甘くなれば叩いて前に出るアグレッシブなプレーを貫き通した。
小野沢に直近で2回負けていたという原口は、「今回は絶対引かないと思って強い気持ちでプレーしました」とコメント。「セカンドセットから相手が上がってきて、きつい展開になったけど、2ゲーム連取をされたくなかったので、1ゲームしっかり一歩ずつやったのが良かったと思います」と勝因を振り返っている。
将来の夢は「グランドスラム出場」。憧れの選手については「シナーとバーティー。シナーのように向かっていく気持ちが好き、緩急を織り交ぜるようなバーティーも好き」と語っていた。
21日の12歳以下の試合結果は以下の通り。
【全国選抜ジュニアテニス選手権大会】
◆男子結果
決勝/山崎あさひ(関東・SYSテニスクラブ)[3] 0-6 7-5 6-3 安居院虹斗(関西・ARROWS TS)
3位決定戦/玉木翔大(関西・ラボキッズジュニア)[5] 6-4 6-1 木暮勇斗(東海・ワタナベTC)
◆女子結果
決勝/原口礼(関東・QREATIV JTA)[1] 6-1 6-4 小野沢菜々(関東・クリエイトTA)[3]
3位決定戦/吉田青生(関東・MAT前橋TA)[2] 6-2 6-1 伊達あおば(関西・ダンロップTS)[4]
([]内の数字はシード番号)
取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)
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