ITF(国際テニス連盟)ワールドテニスツアーの「橋本総業 東京有明国際女子オープン」(W25)は6月4日に大会最終日を迎え、有明テニスの森公園でシングルス決勝が行なわれた。
この大会は女子テニスの下部ツアーで、賞金総額25,000ドルは下から2番目のカテゴリーに当たる。いわば世界への登竜門と言える大会で、日本の若手にとっては国内で世界のポイントが獲得できる貴重な機会だ。
優勝は第3シードのワン・ヤファン(中国)で、決勝では第7シードのJ・C・スベンセン(デンマーク)に6-1、6-0で圧勝。ワンは2019年には世界ランク自己最高47位をマークした強豪で、コロナ禍で現在は355位まで落としているものの、実力を証明する優勝となった。
一方で日本勢では第8シードの清水映里(442位)と予選勝ち上がりの清水綾乃(613位)がベスト4に食い込んだ。清水映は早稲田大学卒業後にプロになった25歳。同じく25歳の清水綾は2018年の全日本女王にして世界最高位175位の実績を持つが、ケガでランキングを落とし、現在は復活途上にある。
準決勝で清水映はスベンセンに7-5、3-6、3-6、清水綾はワンに4-6、6-1、1-6と、共にフルセットで敗退。結果はともあれ内容的には大きな差はなく、今後に向けて可能性を感じさせてくれた。
また3日に決勝が行なわれたダブルスは、第1シードのルクシカ・クンカム(タイ)/森崎可南子が、第3シードのタリア・ギブソン(豪州)/川口夏実を1-6、6-2、10-3で倒し、初ペアにして初優勝を飾った。
「今回クンカムから連絡をもらって組めることになり、とてもうれしかった」と言う森崎は、「私自身、今年はあまり勝てておらず、初めてのタイトルを取ることができて本当にうれしい」と笑顔を見せていた。
なお国内では現在、13週続けて女子のITFツアーが開催されている。有明国際の後は6月5日(月)から「W15柏 大東建託オープン supported by JWT50」が吉田記念テニス研修センター(千葉県柏市)で行なわれる予定だ。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】清水綾乃のサービス、ハイスピードカメラによる『30コマの超分解写真』
この大会は女子テニスの下部ツアーで、賞金総額25,000ドルは下から2番目のカテゴリーに当たる。いわば世界への登竜門と言える大会で、日本の若手にとっては国内で世界のポイントが獲得できる貴重な機会だ。
優勝は第3シードのワン・ヤファン(中国)で、決勝では第7シードのJ・C・スベンセン(デンマーク)に6-1、6-0で圧勝。ワンは2019年には世界ランク自己最高47位をマークした強豪で、コロナ禍で現在は355位まで落としているものの、実力を証明する優勝となった。
一方で日本勢では第8シードの清水映里(442位)と予選勝ち上がりの清水綾乃(613位)がベスト4に食い込んだ。清水映は早稲田大学卒業後にプロになった25歳。同じく25歳の清水綾は2018年の全日本女王にして世界最高位175位の実績を持つが、ケガでランキングを落とし、現在は復活途上にある。
準決勝で清水映はスベンセンに7-5、3-6、3-6、清水綾はワンに4-6、6-1、1-6と、共にフルセットで敗退。結果はともあれ内容的には大きな差はなく、今後に向けて可能性を感じさせてくれた。
また3日に決勝が行なわれたダブルスは、第1シードのルクシカ・クンカム(タイ)/森崎可南子が、第3シードのタリア・ギブソン(豪州)/川口夏実を1-6、6-2、10-3で倒し、初ペアにして初優勝を飾った。
「今回クンカムから連絡をもらって組めることになり、とてもうれしかった」と言う森崎は、「私自身、今年はあまり勝てておらず、初めてのタイトルを取ることができて本当にうれしい」と笑顔を見せていた。
なお国内では現在、13週続けて女子のITFツアーが開催されている。有明国際の後は6月5日(月)から「W15柏 大東建託オープン supported by JWT50」が吉田記念テニス研修センター(千葉県柏市)で行なわれる予定だ。
構成●スマッシュ編集部
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