昨年引退した男子テニスの元世界ランキング5位、ケビン・アンダーソン(南アフリカ/37歳)が、現役に復帰することを表明した。7月17日に開幕する「ホール・オブ・フェイム・オープン」(7月17日~23日/アメリカ・ニューポート/芝コート/ATP250)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場すると、ATP公式サイトが伝えている。
アンダーソンは203センチの長身から繰り出すビッグサービスを武器にATPツアーで7つのタイトルを手にし、グランドスラムでもウインブルドンと全米オープンで準優勝するなど活躍。32歳の時に初めてトップ5入りを果たした、いぶし銀のプレーヤーだ。
しかし度重なるケガに苦しみ、昨年3月のマスターズ大会「マイアミ・オープン」を最後にツアーを離脱。当時を振り返り「多くの肉体的な痛みを抱えていた。身体のあちこちが痛くて、思うようなプレーができなかったし、精神的にもとてもつらかった」と、同年5月に引退を決断した。
しかしそれから1年余り経ち、状況は変わった。「昨年はほとんどプレーするつもりはなかったけど、2、3カ月前からまた打ち始めて、外に出るのが本当に楽しくなった」とアンダーソンは語る。
「身体の調子も良くなったし、これまでテニスボールを使ってやってきたことが本当にエキサイティングで、またチャレンジしたくなった。そういう機会があるかどうかはわからなかったけど、幸運にもニューポートがその機会を与えてくれたんだ」
アンダーソンにとってニューポートはとりわけ思い出に残る大会だ。彼が現役最後のツアー優勝を飾ったのが、2021年のこの大会だったのだ。
「ニューポートでツアーに復帰できることに興奮している。2021年に優勝したことは、僕にとって特別な瞬間だった。カムバックするのに、これ以上の場所はないと思うし、もう一度あの芝生でボールを打てることに興奮しているよ」
ATP公式サイトによれば、アンドーソンはニューポートの後も、さらに大会に出場し続けることを望んでいるという。
37歳という年齢は決して若くはないが、同年代のノバク・ジョコビッチ(セルビア/36歳)、アンディ・マリー(イギリス/36歳)、スタン・ワウリンカ(スイス/38歳)といったライバルたちは今も最前線で活躍している。アンダーソンの再挑戦を心より応援したい。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】アンダーソン夫妻も。テニス選手を支える美人妻&ラブラブカップル
アンダーソンは203センチの長身から繰り出すビッグサービスを武器にATPツアーで7つのタイトルを手にし、グランドスラムでもウインブルドンと全米オープンで準優勝するなど活躍。32歳の時に初めてトップ5入りを果たした、いぶし銀のプレーヤーだ。
しかし度重なるケガに苦しみ、昨年3月のマスターズ大会「マイアミ・オープン」を最後にツアーを離脱。当時を振り返り「多くの肉体的な痛みを抱えていた。身体のあちこちが痛くて、思うようなプレーができなかったし、精神的にもとてもつらかった」と、同年5月に引退を決断した。
しかしそれから1年余り経ち、状況は変わった。「昨年はほとんどプレーするつもりはなかったけど、2、3カ月前からまた打ち始めて、外に出るのが本当に楽しくなった」とアンダーソンは語る。
「身体の調子も良くなったし、これまでテニスボールを使ってやってきたことが本当にエキサイティングで、またチャレンジしたくなった。そういう機会があるかどうかはわからなかったけど、幸運にもニューポートがその機会を与えてくれたんだ」
アンダーソンにとってニューポートはとりわけ思い出に残る大会だ。彼が現役最後のツアー優勝を飾ったのが、2021年のこの大会だったのだ。
「ニューポートでツアーに復帰できることに興奮している。2021年に優勝したことは、僕にとって特別な瞬間だった。カムバックするのに、これ以上の場所はないと思うし、もう一度あの芝生でボールを打てることに興奮しているよ」
ATP公式サイトによれば、アンドーソンはニューポートの後も、さらに大会に出場し続けることを望んでいるという。
37歳という年齢は決して若くはないが、同年代のノバク・ジョコビッチ(セルビア/36歳)、アンディ・マリー(イギリス/36歳)、スタン・ワウリンカ(スイス/38歳)といったライバルたちは今も最前線で活躍している。アンダーソンの再挑戦を心より応援したい。
構成●スマッシュ編集部
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