高校テニスの頂点を目指す戦い「全国高等学校総合体育大会テニス競技大会」が、北海道・苫小牧市緑が丘公園庭球場と、千歳市青葉公園庭球場で開催。大会は、団体戦が８月１日（火）～３日（木）、個人戦は４日（金）～７日（月）にかけて実施される。

　大会２日目を迎えた２日は、男女団体戦３回戦と準々決勝が行なわれ、それぞれベスト４が出揃った。

　団体戦は、ダブルス１試合とシングルス２試合の計３試合（D１→S１→S２の順）の勝利数で争われるもの。原則として１回戦から準々決勝までが８ゲームプロセット（８ゲームオール後にタイブレーク）、準決勝と決勝は３セットマッチ（最終セットは10ポイントマッチタイブレーク方式）で行なわれる。

　男子団体では、第１シードの相生学院 (兵庫県)が、麗澤瑞浪 (岐阜県)に勝利。相生学院は、これまで１つも試合を落とすことなく準決勝へ進出。また、第２シードの四日市工 (三重県)は、柳川 (福岡県)と対戦。D１を接戦の末に落とした四日市工は、S１とS２がそれぞれ拮抗した試合を勝ち切って、４強入りを果たした。

　女子団体は、第１シードの四日市商 (三重県) が、松商学園 (長野県)と対戦。四日市商はD１を落とす苦しい展開となったが、S１とS２が実力を見せつけ勝利。３月の全国選抜との連続優勝へ向けて弾みをつけた。また、２回戦で第２シードの山陽女学園 (広島県)を破って勢いに乗る早稲田実業（東京都）が、法政二 (神奈川県)を下し準決勝へ駒を進めた。

　２日目の団体戦の結果は以下の通り。
  ◆男子団体３回戦結果
相生学院 (兵庫県)　２－０　日大三 (東京都)
麗澤瑞浪 (岐阜県)　２－１　新田 (愛媛県)
大分舞鶴 (大分県)　２－０　仙台育英 (宮城県)
佐土原 (宮崎県)　２－０　高松北 (香川県)
関西 (岡山県)　２－０　浦和麗明 (埼玉県)
足利大附 (栃木県)　２－０　北陸 (福井県)
柳川 (福岡県)　２－１　湘南工大附 (神奈川県)
四日市工 (三重県)　２－０　沖縄尚学 (沖縄県) 

◆男子団体準々決勝結果
相生学院 (兵庫県)　２－０　麗澤瑞浪 (岐阜県)
佐土原 (宮崎県)　２－０　大分舞鶴 (大分県)　
関西 (岡山県)　２－１　足利大附 (栃木県)
四日市工 (三重県)　２－１　柳川 (福岡県)

◆女子団体３回戦結果
四日市商 (三重県)　２－０　仁愛女子 (福井県)
松商学園 (長野県)　２－０　東葉 (千葉県)
沖縄尚学 (沖縄県)　２－１　野田学園 (山口県)
大商学園 (大阪府)　２－１　宮崎商 (宮崎県)
相生学院 (兵庫県)　２－０　名経大市邨（愛知県）
浦和麗明 (埼玉県)　２－０　城南学園（大阪府）
法政二 (神奈川県)　２－０　第一薬科（福岡県）
早稲田実業(東京都)　２－０　新田 (愛媛県)

◆女子団体準々決勝結果
四日市商 (三重県)　２－１　松商学園 (長野県)
大商学園(大阪府) 　２－０　沖縄尚学 (沖縄県) 
相生学院 (兵庫県)　２－１　浦和麗明 (埼玉県)　
早稲田実業（東京都)　２－１　法政二 (神奈川県)

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】第45回全国選抜高校テニス大会・団体戦フォトギャラリー