男子テニスツアーのマスターズ1000大会「ウェスタン&サザン・オープン」(8月13日~20日/アメリカ・シンシナティ/ハードコート)は、現地20日にシングルス決勝を実施。第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク2位)が第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同1位)を5-7、7-6(7)、7-6(4)の逆転で下し、キャリア通算95度目のツアー優勝を飾った。
先月のウインブルドン決勝で4時間42分の壮絶な打ち合いを繰り広げた両者。この時はアルカラスがジョコビッチに1-6、7-6(6)、6-1、3-6、6-4で競り勝ち、殊勲の四大大会2勝目を手にしていた。世界中のファンを熱狂の渦に巻き込んだあの大激戦から1か月、再び実現した今回の頂上決戦も文字通りの“死闘”となった。
試合開始から共にサービスキープを継続して迎えた第5ゲームでは、ジョコビッチがアルカラスの強打に押されてデュースに。それでもここを何とかキープすると、直後の第6ゲームでは得意のリターンから形を作り、ストローク戦でも深さのあるショットでアルカラスのミスを誘って値千金のラブゲームブレークを奪う。だが続く第7ゲームでは、ファーストサービスが入らず、ストローク戦でも苦戦を強いられてブレークバックを献上。どこか波に乗れないジョコビッチは、終盤の第11ゲームでもブレークを許し、そのまま第1セットを落としてしまう。
厳しい暑さによる疲労の色が隠せないジョコビッチは、第2セットも安定したプレーを続けるアルカラスを相手になかなか流れをつかめず、第3ゲームで早くもブレークを奪われる苦しい展開となる。そんな中でも諦めずにプレーを続けるジョコビッチ。第8ゲームでようやくアルカラスのサービスを破ってイーブンに戻すと、以降は徐々に攻撃的なプレーも混ぜつつポイントを量産。
互いに取って取られてを繰り返したタイブレークでは、先にアルカラスにマッチポイントを握られながらも積極的なプレーでピンチを切り抜け、7-7の重要なポイントでミニブレークを奪取。スライスの応酬となった次のポイントも制し、土壇場でセットオールに持ち込む。
先月のウインブルドン決勝で4時間42分の壮絶な打ち合いを繰り広げた両者。この時はアルカラスがジョコビッチに1-6、7-6(6)、6-1、3-6、6-4で競り勝ち、殊勲の四大大会2勝目を手にしていた。世界中のファンを熱狂の渦に巻き込んだあの大激戦から1か月、再び実現した今回の頂上決戦も文字通りの“死闘”となった。
試合開始から共にサービスキープを継続して迎えた第5ゲームでは、ジョコビッチがアルカラスの強打に押されてデュースに。それでもここを何とかキープすると、直後の第6ゲームでは得意のリターンから形を作り、ストローク戦でも深さのあるショットでアルカラスのミスを誘って値千金のラブゲームブレークを奪う。だが続く第7ゲームでは、ファーストサービスが入らず、ストローク戦でも苦戦を強いられてブレークバックを献上。どこか波に乗れないジョコビッチは、終盤の第11ゲームでもブレークを許し、そのまま第1セットを落としてしまう。
厳しい暑さによる疲労の色が隠せないジョコビッチは、第2セットも安定したプレーを続けるアルカラスを相手になかなか流れをつかめず、第3ゲームで早くもブレークを奪われる苦しい展開となる。そんな中でも諦めずにプレーを続けるジョコビッチ。第8ゲームでようやくアルカラスのサービスを破ってイーブンに戻すと、以降は徐々に攻撃的なプレーも混ぜつつポイントを量産。
互いに取って取られてを繰り返したタイブレークでは、先にアルカラスにマッチポイントを握られながらも積極的なプレーでピンチを切り抜け、7-7の重要なポイントでミニブレークを奪取。スライスの応酬となった次のポイントも制し、土壇場でセットオールに持ち込む。