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国内テニス

【関東大学テニスリーグ女子第2戦】慶應と亜細亜が開幕2連勝で王座に前進。早稲田は2連敗で窮地に<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.08.31

関東大学リーグ女子第2戦、単複で勝利を挙げた慶大の大橋麗美華、筑波大の照井妃奈、亜大の吉川ひかる(写真左から)。写真提供:関東学生テニス連盟

関東大学リーグ女子第2戦、単複で勝利を挙げた慶大の大橋麗美華、筑波大の照井妃奈、亜大の吉川ひかる(写真左から)。写真提供:関東学生テニス連盟

 関東の大学テニス部が最も熱く燃える大会「2023年関東大学テニスリーグ」。その男女第1部は、2013年以来10年ぶりに全日程が有明テニスの森公園(東京)で開催されている。1、2位校は大学日本一を決める「全日本大学対抗テニス王座決定試合」の出場権を手にできる重要な大会。8月30日には女子第2戦が行なわれた。

 昨年優勝の慶應義塾大学は、第1戦で明治大学に4-3と苦戦したが、きっちりと立て直してきた。初戦で筑波大学を破り意気上がる山梨学院大学に対し、何と7戦全勝の完勝。インカレ準優勝のエース大橋麗美華が復調して快勝した他、シングルス4~2のフルセットマッチを全てモノにするなど、勝負強さが戻ってきた。

 同じく開幕2連勝を飾ったのが亜細亜大学だ。明大を相手にダブルスを1-1で折り返すと、シングルス5~2を連勝して勝負を決めた。計5勝2敗は快勝と言っていいが、昨年のインカレ女王でエースの山崎郁美が単複でストレート負けしたのは気になるところだ。

 昨年2位の筑波大は、早稲田大学を5-2で下し、今季リーグの初勝利を挙げた。照井妃奈/川出莉子が全国大会4連覇中の神鳥舞/齊藤優寧を破るなど、ダブルスを2つ取って波に乗った筑波大。シングルスで早大に2本返されたが、インカレ女王の吉本菜月らが着実に白星を稼いだ。2年ぶりの王座出場を狙う早大にとっては、痛い開幕2連敗となった。

 女子第3戦は9月2日(土)に行なわれる。連勝の慶大は早大と、亜大は筑波大との興味深いカードが組まれている。
 
【女子第2戦の結果】

○慶応義塾大学(2勝0敗)7-0 山梨学院大学(1勝1敗)●
D1 ○堤華蓮/大川美佐 6-2 6-0 中川原凛/長谷川美愛●
D2 ○大橋麗美華/中島玲亜 6-0 6-3 木塚有映/横川円香●
S1 ○大橋麗美華 6-3 6-1 木塚有映●
S2 ○堤華蓮 3-6 6-2 7-5 中川原凛●
S3 ○西飛奈 6-3 4-6 6-1 長谷川優衣●
S4 ○中島玲亜 6-0 3-6 6-4 長谷川美愛●
S5 ○大川美佐 6-2 6-1 日野和佳子●

○筑波大学(1勝1敗)5-2 早稲田大学(0勝2敗)●
D1 ○照井妃奈/川出莉子 6-0 7-5 神鳥舞/齊藤優寧●
D2 ○毛呂彩音/吉本菜月 6-0 7-5 金子さら紗/田邑未来●
S1 ○吉本菜月 7-6(3) 6-2 神鳥舞●
S2 ○照井妃奈 6-2 7-5 田邑来未●
S3 ●塚田結 5-7 2-6 梶野桃子○
S4 ●川出莉子 2-6 6-4 5-7 金子さら紗○
S5 ○毛呂彩音 6-4 7-6(4) 宮田萌芳●

○亜細亜大学(2勝0敗)5-2 明治大学(0勝2敗)●
D1 ●山崎郁美/齋藤瑠奈 4-6 0-6 吉田華菜子/鈴木渚左○
D2 ○吉川ひかる/冨永栞 6-2 6-4 藤永萌花/長谷川晴佳●
S1 ●山崎郁美 3-6 1-6 鈴木渚左○
S2 ○吉川ひかる 6-1 7-5 吉田華菜子●
S3 ○沼野菜海 7-5 6-2 丸山愛似●
S4 ○冨永栞 3-6 6-3 6-4 五十嵐唯愛●
S5 ○齋藤瑠奈 6-1 6-0 藤永萌花●

構成●スマッシュ編集部

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