2019年にスタートした女子テニスのジュニア育成プロジェクト『リポビタンPresents伊達公子×YONEX PROJECT ~Go for the GRAND SLAM~』。その第3期生のオーディションが、9月21日~22日の2日間にわたり、岐阜メモリアルテニスセンター(岐阜県岐阜市)にて開催される。
伊達公子氏が引退後に『ヨネックス』との生涯契約を結んだことを機に立ち上げたこのプロジェクトは、かつて世界4位をマークした伊達氏の経験をもとに、その隆盛期の再来を胸に取り組んでいるもの。
2年を1期とし、その中で8回のキャンプ、そしてITF(国際テニス連盟)ジュニア大会への出場によってランキングアップを目指しており、1期生からは奥脇莉音が16歳でプロ入りを果たし、2期生では木下晴結がグランドスラムジュニアのダブルス準優勝、添田栞菜は同予選へ出場するなど、少しずつ前進している。
新たな3期生のオーディションを前に伊達氏は、「新しいことはオーディションの対象年齢を中学3年までの世代にしたこと」と語る。
変化を恐れない姿勢は、必要なものと感じれば貪欲に取り入れてきた伊達氏の現役時代とも通じることがある。手探りでスタートした第一期からアップデートを重ね、日本テニス協会(JTA)との連携によって、よりロジカルにそして繋がりのあるものとなっている。だが、この募集年齢に関しては、「もう一度最初に立ち戻って」の変更となる。
「プロジェクト名に“Go for the Grand Slam”(グランドスラムに行く)と掲げているように、目指すのはジュニアグランドスラムです。そのため、ITFジュニアの大会に出場して、ランキングを上げていけるカレンダーが作れる選手であることを重視しました」と伊達氏。これまで募集対象となっていた高校1年生の世代から一つ年齢を落とした。
「私たちが関われるのは、2年間という期間なので、自分自身の意思と行動が伴った状態で強くなれるか、育まれるか、気づいていけるかが重要になります。このプロジェクトを卒業した後、ここをベースに自分で登っていけるように後押しすることを大切にしているので、しっかりサポートできる期間と考え、この年代にしました」
プロジェクトの途中で中3から高1になる世代においては、進路も重要なものとなる。部活動に力を入れる高校に進むことで、ITFジュニアよりも部活テニスを優先する環境になってしまえば、プロジェクトのテーマから大きく外れることとなるからだ。
「そういった点から最大8名を予定していますが、6名かもしれないし、進路次第では途中で(プロジェクトから)抜けてもらう可能性もあります」と伊達氏は力強く語った。
伊達公子氏が引退後に『ヨネックス』との生涯契約を結んだことを機に立ち上げたこのプロジェクトは、かつて世界4位をマークした伊達氏の経験をもとに、その隆盛期の再来を胸に取り組んでいるもの。
2年を1期とし、その中で8回のキャンプ、そしてITF(国際テニス連盟)ジュニア大会への出場によってランキングアップを目指しており、1期生からは奥脇莉音が16歳でプロ入りを果たし、2期生では木下晴結がグランドスラムジュニアのダブルス準優勝、添田栞菜は同予選へ出場するなど、少しずつ前進している。
新たな3期生のオーディションを前に伊達氏は、「新しいことはオーディションの対象年齢を中学3年までの世代にしたこと」と語る。
変化を恐れない姿勢は、必要なものと感じれば貪欲に取り入れてきた伊達氏の現役時代とも通じることがある。手探りでスタートした第一期からアップデートを重ね、日本テニス協会(JTA)との連携によって、よりロジカルにそして繋がりのあるものとなっている。だが、この募集年齢に関しては、「もう一度最初に立ち戻って」の変更となる。
「プロジェクト名に“Go for the Grand Slam”(グランドスラムに行く)と掲げているように、目指すのはジュニアグランドスラムです。そのため、ITFジュニアの大会に出場して、ランキングを上げていけるカレンダーが作れる選手であることを重視しました」と伊達氏。これまで募集対象となっていた高校1年生の世代から一つ年齢を落とした。
「私たちが関われるのは、2年間という期間なので、自分自身の意思と行動が伴った状態で強くなれるか、育まれるか、気づいていけるかが重要になります。このプロジェクトを卒業した後、ここをベースに自分で登っていけるように後押しすることを大切にしているので、しっかりサポートできる期間と考え、この年代にしました」
プロジェクトの途中で中3から高1になる世代においては、進路も重要なものとなる。部活動に力を入れる高校に進むことで、ITFジュニアよりも部活テニスを優先する環境になってしまえば、プロジェクトのテーマから大きく外れることとなるからだ。
「そういった点から最大8名を予定していますが、6名かもしれないし、進路次第では途中で(プロジェクトから)抜けてもらう可能性もあります」と伊達氏は力強く語った。