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海外テニス

「東京で会いましょう」女子テニス1位陥落のシフィオンテクがメキシコ大会を欠場!復帰戦は「東レ パンパシフィック オープン」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.09.15

全米4回戦敗退で女王の座を奪われたシフィオンテクが休養のためメキシコ大会をスルーして東レPPOを復帰戦に選んだ。(C)Getty Images

全米4回戦敗退で女王の座を奪われたシフィオンテクが休養のためメキシコ大会をスルーして東レPPOを復帰戦に選んだ。(C)Getty Images

 連覇を狙った全米オープン(8月28日~9月11日)でまさかの4回戦敗退を喫し、75週間にわたって維持していた世界ランキング1位の座を失ったイガ・シフィオンテク(ポーランド/現世界2位)が、メキシコで開催されるグアダラハラ・オープン(9月17日~23日/グアダラハラ/ハードコート/WTA1000)の欠場を発表した。

 欠場が決まったグアダラハラ・オープンは四大大会に次ぐグレードを誇る「WTA1000」の大会。そんな重要な大会を欠場する理由についてシフィオンテクはSNSを通じて以下のように説明した。

「こんにちは! 残念ながら、スケジュールの変更によってグアダラハラでの大会を棄権しなければなりません。私には自分の身体の声に耳を傾ける必要があるし、シーズンはとても激しいから、健康で最後までプレーすることを最優先に考えたんです。その場にいられなくて残念だけど、グアダラハラの雰囲気は私が覚えているのと同じくらい素晴らしいものになると確信しています。東京で会いましょう」

 ポーランド人選手として母国のテニス史を次々と塗り替えてきた22歳の前女王。だが一方では「世界1位にいることは素晴らしいことだけど、最近はもう疲れ果てていました。(男子テニスのレジェンドである)フェデラー、ジョコビッチ、ナダルと同じように、これからはランキングではなく、大会だけに集中する必要がある」とも語っていた。
 
 そんなシフィオンテクが再出発の場に選んだのが、今月25日に開幕する「東レ パンパシフィック オープン」(9月25日~10月1日/東京・有明/ハードコート/WTA500)。彼女が日本でプレーするのは、2021年の東京オリンピック以来となる。

 東レPPOには、シフィオンテク以外にも、エレーナ・ルバキナ(カザフスタン/同4位)、ジェシカ・ペグラ(アメリカ/同5位)、今年のウインブルドン覇者マルケタ・ボンドルソワ(チェコ/同6位)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ/同8位)、マリア・サッカリ(ギリシャ/同9位)、カロリーヌ・ガルシア(フランス/同10位)と、トップ10選手たちが名を連ねる(※ランキングは2023年9月19日付)。

 全米オープン後に大きな疲れを口にしていたシフィオンテクだが、「自分は選手として進歩していると感じている」とも語っていた22歳。復帰戦に定めた東レPPOで再び輝きを放つことができるのか、多くのファンがその戦いぶりに注目している。

構成●スマッシュ編集部

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