女子テニスのツアーを統括するWTA(女子テニス協会)は、2023年の表彰選手である「WTAアワード」を発表。プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)には、女王らしい活躍を見せたイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク1位)が選ばれた。22歳の女王は2年連続の受賞となり、12年から16年まで選ばれ続けたセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)以来の連続受賞となった。
シフィオンテクは今季、グランドスラム(四大大会)では全仏オープンで優勝を飾り連覇達成。WTAツアーでも5勝を挙げるなど女王らしい活躍を見せた。全米オープン4回戦敗退後には、75週ぶりに世界1位の座から陥落するが、シーズン最終戦「WTAファイナルズ」では見事大会初優勝を飾り、2年連続の年間最終ランキング1位を決めた。
他の各賞受賞選手は以下の通り。
■年間最優秀ダブルスチーム賞:ストーム・ハンター(オーストラリア)、エリーズ・メルテンス(ベルギー)
今季初めてペアを組んだ両者は、WTA1000のローマ大会とグアダラハラ大会で優勝。ウインブルドンでは準優勝を果たした。またハンターはダブルスランキング1位でシーズンを終えている。
■最も上達した選手賞:ジェン・チンウェン(中国)
ジェンは昨年に年間最優秀新人賞を受賞しているが、最も上達した選手賞は初めてだ。パレルモ・オープン(WTA250)でツアー初タイトルを獲得。全米オープンではベスト8に進出し、11月には自己最高15位を記録した。
■年間最優秀新人賞:ミラ・アンドレーワ(ロシア)
今季293位でスタートした16歳のアンドレーワは、11月にキャリアハイの46位をマーク。グランドスラム初出場となった全仏オープンでは、予選を突破して3回戦へ進出。ウインブルドンではベスト16入りするなど大躍進を遂げた。
■カムバック賞:エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ)
出産のため約1年間休養していたスビトリーナは、ツアー復帰からわずか1カ月後のストラスブール国際(WTA500)で見事優勝を飾った。全仏オープンではベスト8、ウインブルドンでは準々決勝でシフィオンテクを破りベスト4に進出。
■カレン・クランツキー スポーツマンシップ賞:オンス・ジャバー(チュニジア)
思いやりのある態度でプレーし、コート内外で他者に敬意を示した選手に贈られる賞で、ジャバ―は昨年に続き2年連続の受賞となった。
■ジェリー・ダイヤモンド エース賞:ジェシカ・ペグラ(アメリカ)
コート外での慈善活動やプロモーション活動を行ない、女子テニスの普及に努めた選手を称える賞。昨年はマリア・サッカリ(ギリシャ)、一昨年はスビトリーナが受賞している。
■年間最優秀コーチ賞:トーマス・ビクトロフスキー(ポーランド)
シフィオンテクのコーチとして、彼女を全仏オープン連覇に導いたことや、シーズン終盤に世界1位奪還をサポートしたことが評価された。WTA登録コーチの投票によって受賞が決定。
構成●スマッシュ編集部
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シフィオンテクは今季、グランドスラム(四大大会)では全仏オープンで優勝を飾り連覇達成。WTAツアーでも5勝を挙げるなど女王らしい活躍を見せた。全米オープン4回戦敗退後には、75週ぶりに世界1位の座から陥落するが、シーズン最終戦「WTAファイナルズ」では見事大会初優勝を飾り、2年連続の年間最終ランキング1位を決めた。
他の各賞受賞選手は以下の通り。
■年間最優秀ダブルスチーム賞:ストーム・ハンター(オーストラリア)、エリーズ・メルテンス(ベルギー)
今季初めてペアを組んだ両者は、WTA1000のローマ大会とグアダラハラ大会で優勝。ウインブルドンでは準優勝を果たした。またハンターはダブルスランキング1位でシーズンを終えている。
■最も上達した選手賞:ジェン・チンウェン(中国)
ジェンは昨年に年間最優秀新人賞を受賞しているが、最も上達した選手賞は初めてだ。パレルモ・オープン(WTA250)でツアー初タイトルを獲得。全米オープンではベスト8に進出し、11月には自己最高15位を記録した。
■年間最優秀新人賞:ミラ・アンドレーワ(ロシア)
今季293位でスタートした16歳のアンドレーワは、11月にキャリアハイの46位をマーク。グランドスラム初出場となった全仏オープンでは、予選を突破して3回戦へ進出。ウインブルドンではベスト16入りするなど大躍進を遂げた。
■カムバック賞:エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ)
出産のため約1年間休養していたスビトリーナは、ツアー復帰からわずか1カ月後のストラスブール国際(WTA500)で見事優勝を飾った。全仏オープンではベスト8、ウインブルドンでは準々決勝でシフィオンテクを破りベスト4に進出。
■カレン・クランツキー スポーツマンシップ賞:オンス・ジャバー(チュニジア)
思いやりのある態度でプレーし、コート内外で他者に敬意を示した選手に贈られる賞で、ジャバ―は昨年に続き2年連続の受賞となった。
■ジェリー・ダイヤモンド エース賞:ジェシカ・ペグラ(アメリカ)
コート外での慈善活動やプロモーション活動を行ない、女子テニスの普及に努めた選手を称える賞。昨年はマリア・サッカリ(ギリシャ)、一昨年はスビトリーナが受賞している。
■年間最優秀コーチ賞:トーマス・ビクトロフスキー(ポーランド)
シフィオンテクのコーチとして、彼女を全仏オープン連覇に導いたことや、シーズン終盤に世界1位奪還をサポートしたことが評価された。WTA登録コーチの投票によって受賞が決定。
構成●スマッシュ編集部
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