テニス四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)は現地1月27日に大会14日目を迎え、車いすテニスの男子シングルス決勝が行なわれた。第2シードの17歳小田凱人が第1シードのアルフィー・ヒューエット(イギリス)に6-2、6-4で勝利し、初優勝を飾った。
両者がツアーで顔を合わせるのは今大会が11度目。対戦成績は小田が4勝6敗と負け越しているが、直近の対戦では小田が3連勝中。今月初旬の「メルボルン・オープン」(オーストラリア・メルボルン)決勝では、ヒューエットに6-2、7-6(5)のストレートで勝利してタイトルを獲得している。
準決勝後のインタビューに応じた小田は決勝に向け、「自信があるし、良いイメージもある。相手はかなり気合入っていると思うので、そこを気合いで追い越して一球目から声を出して、やっていけば必ず勝てると思う」と意気込みを語っていた。
決勝では小田が序盤から気合いを全面に押し出し、素晴らしいパフォーマンスを披露する。2-2で迎えた第5ゲームでは0-40から怒涛のリターンウイナーを決めブレークに成功。第7ゲームでもヒューエットのサービスゲームを破り、そのまま難なく自分のサービスをキープ。18本のウイナーを量産した小田が第1セットを6-2で先取する。
第2セットに入ってもアグレッシブな姿勢を崩さない小田。コートを広く使い、持ち前のバックハンドのダウン・ザ・ラインも随所で決まる。5-2のリードからヒューエットに1つブレークを返されるも、第10ゲームではサービスゲームをしっかりキープ。6-4で勝利を収め、初優勝を手にした。
オンコートでの優勝スピーチで、日々支えてくれているチームメンバーに謝意を示し、日本のテニスファンに向けて次のようにコメント。
「ここまで自分のプレーを貫いてやってきたので、日本の子供たちには、良い姿を見せられたかなと思う。これからも良い姿を見せられるように頑張っていくので、またチェックしておいてください」
昨年の全豪決勝の雪辱を見事に果たし、グランドスラム3度目の優勝を手にした小田。日々進化を続ける"ニュースター"に今後も目が離せない。
構成●スマッシュ編集部
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両者がツアーで顔を合わせるのは今大会が11度目。対戦成績は小田が4勝6敗と負け越しているが、直近の対戦では小田が3連勝中。今月初旬の「メルボルン・オープン」(オーストラリア・メルボルン)決勝では、ヒューエットに6-2、7-6(5)のストレートで勝利してタイトルを獲得している。
準決勝後のインタビューに応じた小田は決勝に向け、「自信があるし、良いイメージもある。相手はかなり気合入っていると思うので、そこを気合いで追い越して一球目から声を出して、やっていけば必ず勝てると思う」と意気込みを語っていた。
決勝では小田が序盤から気合いを全面に押し出し、素晴らしいパフォーマンスを披露する。2-2で迎えた第5ゲームでは0-40から怒涛のリターンウイナーを決めブレークに成功。第7ゲームでもヒューエットのサービスゲームを破り、そのまま難なく自分のサービスをキープ。18本のウイナーを量産した小田が第1セットを6-2で先取する。
第2セットに入ってもアグレッシブな姿勢を崩さない小田。コートを広く使い、持ち前のバックハンドのダウン・ザ・ラインも随所で決まる。5-2のリードからヒューエットに1つブレークを返されるも、第10ゲームではサービスゲームをしっかりキープ。6-4で勝利を収め、初優勝を手にした。
オンコートでの優勝スピーチで、日々支えてくれているチームメンバーに謝意を示し、日本のテニスファンに向けて次のようにコメント。
「ここまで自分のプレーを貫いてやってきたので、日本の子供たちには、良い姿を見せられたかなと思う。これからも良い姿を見せられるように頑張っていくので、またチェックしておいてください」
昨年の全豪決勝の雪辱を見事に果たし、グランドスラム3度目の優勝を手にした小田。日々進化を続ける"ニュースター"に今後も目が離せない。
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