専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

添田、西岡の圧勝劇で日本がウルグアイに勝利!ベスト8進出へ向けて幸先の良いスタートを切る【テニス国別対抗戦ATPカップ】

スマッシュ編集部

2020.01.04

パースで行なわれた予選リーグの1試合目を勝利で飾った日本チーム。試合後、写真撮影に応じる監督の岩渕聡、添田豪、西岡良仁(最前列左から)。(C)Getty Images

パースで行なわれた予選リーグの1試合目を勝利で飾った日本チーム。試合後、写真撮影に応じる監督の岩渕聡、添田豪、西岡良仁(最前列左から)。(C)Getty Images

 今年から始まったテニスの国別対抗戦、「ATPカップ」は1月4日、2日目の予選リーグが行なわれ、日本はウルグアイと対戦。3ー0で日本が勝利し、決勝トーナメントへ向けて幸先の良いスタートを切った。

 日本のオープニングマッチに登場した世界ランキング121位のナンバー2シングルス、添田豪は、世界ランキング523位のマルティン・クエバスと対戦し、6-1、6-3で勝利を収める。ファーストサービスの確率86%、ファーストサービスからのポイント獲得率81%というミスの少ない安定したプレーで圧倒した。

「とても良かった。昨日から緊張感があり、今日も緊張したけれどいい試合だった。今年初めての試合だったので、ラリーを長くするようにした。相手はボールを弾ませてきたが、対応できた」
 
 35歳、男子選手会の会長を務めるベテラン添田が、先陣を切ると、24歳、チーム最年少73位の西岡良仁もエース対決で奮起した。
 
 西岡の左利きのサービス、跳ねるフォアとフラットのバックハンドの緩急に、マルティンの兄、世界ランキング45位のパブロ・クエバスは全く自分のペースがつかめない。西岡は相手が角度をつけて走らせても、前に落としても、全てのボールに追いつき、逆襲し、気が付けば6-0、5-0まで11ゲーム連取。第12ゲームで1ゲーム献上するも6-0、6-1で勝利し、今年の初陣を最高の勝利でスタートした。

「昨年はどうやってポイントを取るかという部分で上達したと思う。今日はそれに加えてもう少しハードに打つことを考えて戦った。それが日本の勝利につながりうれしい」と、2年前の敗戦を生かし、ゲームプランを持って試合に臨んだことを明かした。
 
 2-0で勝利が決まった後のダブルスでも、松井俊英/マクラクラン勉が、アリエル・ベアール/パブロ・クエバスを7-6(5)、6-4のストレートで下し3-0の全勝で初戦を飾った。

 日本はスペイン、日本、ジョージア、ウルグアイで構成されるグループBに所属し、1位のチームと2位の上位2チームに入れば、1月9日からシドニーで行なわれる決勝トーナメント「ファイナル8」への進出が決まる。

■ATPカップ 日本vsウルグアイ
添田豪 6-1 6-2 M・クエバス
西岡良仁 6-0 6-1 P・クエバス
松井俊英/マクラクラン勉 7-6(5) 6-4 A・ベアール/P・クエバス

※日本の次の試合は1月6日、ジョージアと対戦する。

構成●スマッシュ編集部
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号