高校テニスの大舞台「令和６年度 全国高等学校総合体育大会テニス競技大会 第81回全国高等学校対抗テニス大会 第114回全国高等学校テニス選手権」（団体戦：８月２日～４日、個人戦：５日～８日／大分県大分市・レゾナックテニスコート、豊後企画テニスコート／砂入り人工芝）が開催中。大会６日目を迎えた７日は、個人戦の男女シングルス４回戦の残り試合と準々決勝、男女ダブルス準々決勝の残り試合と準決勝が実施された。

　個人戦はシングルス、ダブルスともにトーナメント形式。２回戦まで１セットマッチ（６ゲームオール後はタイブレーク）、３回戦から準決勝まで８ゲームズプロセット（８ゲームオール後はタイブレーク）、決勝は３セットマッチ（第３セットは10ポイントマッチタイブレーク）で行なわれる。

　男子シングルス準々決勝では、４回戦で今年の全国選抜覇者の浅田紘輔を破った渡邊脩真（大分・大分舞鶴）が、藤﨑幹大（埼玉・早稲田本庄）に快勝。また、逸﨑獅王（兵庫・相生学院）が前田透空（兵庫・相生学院）との同校対決を制し４強入りを果たした。ダブルス準決勝は、中前孝至朗／岡橋優希（山梨・神村学園山梨）と木村一翔／島笙太（岡山・関西）が勝利を収め決勝へ進出している。

　女子は全国選抜覇者の千葉陽葵（大坂・大商学園）を下した上方璃咲（山口・野田学園）が、準々決勝でもシード選手の水口由貴（沖縄・沖縄尚学）を撃破。また、昨年の「全日本ジュニア」16以下の単複を制した野口紗枝（神奈川・法政二）が、前田樹花（千葉・東葉）に勝利し準決勝へ駒を進めている。ダブルスは水口由貴／井出葵（沖縄・沖縄尚学）と網田永遠希／川崎このは（山口・野田学園）が決勝に進んだ。
  　大会６日目の結果は以下の通り。※名前の右に付いている丸数字は学年

◆男子シングルス４回戦結果
松永朔太郎③（大分・大分舞鶴）　８－０　安藤雄哉③（神奈川・湘南工大附）
島笙太③（岡山・関西）　８－６　松村怜②（神奈川・湘南工大附）

◆男子シングルス準々決勝結果
渡邊脩真③（大分・大分舞鶴）　８－２　藤﨑幹大③（埼玉・早稲田本庄）
松永朔太郎③ （大分・大分舞鶴)  　８－４　中前孝至朗②（山梨・神村学園山梨）
逸﨑獅王③（兵庫・相生学院） 　８－３　前田透空③（兵庫・相生学院）
島笙太③（岡山・関西）　９－８　新實剛生③（福岡・柳川）

◆男子ダブルス準々決勝結果
中前孝至朗②／岡橋優希②（山梨・神村学園山梨）　８－３　金子正人③／林陸人③（東京・立教池袋）
木村一翔③／島笙太③（岡山・関西）　８－３　上村秀蔵③／久保勇颯③（福岡・柳川）
小夏秀太③／津﨑優③（兵庫・関学）　８－５　浅田紘輔③／宮里琉星③（宮崎・佐土原）

◆男子ダブルス準決勝結果
中前孝至朗②／岡橋優希②（山梨・神村学園山梨）　８－４　若松泰地③／前田透空③（兵庫・相生学院）
木村一翔③／島笙太③（岡山・関西） 　８－３　小夏秀太③／津﨑優③（兵庫・関学）

◆女子シングルス４回戦結果
後藤七心②（大阪・大商学園）　８－６　稲場らん②（兵庫・相生学院）

◆女子シングルス準々決勝結果
上方璃咲②（山口・野田学園）　８－４　水口由貴③（沖縄・沖縄尚学）
成田百那③（愛知・名経大市邨）　８－３　後藤七心②（大阪・大商学園）
林妃鞠③（三重・四日市商）　８－６　南風音③（長野・松商学園）
野口紗枝③（神奈川・法政二）　８－１　前田樹花②（千葉・東葉）

◆女子ダブルス準々決勝結果
水口由貴③／井出葵②（沖縄・沖縄尚学）　８－４　上方璃咲②／阿部千春①（山口・野田学園）
網田永遠希③／川崎このは②（山口・野田学園）　８－３　野口紗枝③／塩津愛②（神奈川・法政二）
岸本聖奈③／中島莉良③（岡山・岡山学芸館）　８－４　宇都宮早絵②／渡久地杜生②（沖縄・沖縄尚学）

◆女子ダブルス準決勝結果
水口由貴③／井出葵②（沖縄・沖縄尚学）　８－５　朝倉優奈③／稲場らん②（兵庫・相生学院）
網田永遠希③／川崎このは②（山口・野田学園）　９－８　岸本聖奈③／中島莉良③（岡山・岡山学芸館）

構成●スマッシュ編集部

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