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インターハイ個人戦、男子優勝は大分舞鶴の松永朔太郎!女子は法政二の野口紗枝が栄冠に輝く【全国高等学校総合体育大会テニス競技】<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.08.08

大会最終日となった8月8日は、男女シングルス・ダブルスの決勝が行なわれ優勝者が決定した。

 高校テニスの大舞台「令和6年度 全国高等学校総合体育大会テニス競技大会 第81回全国高等学校対抗テニス大会 第114回全国高等学校テニス選手権」が、8月2日にレゾナックテニスコート、豊後企画テニスコート(大分県・大分市)で開催。大会最終日となった8日は、個人戦の男女シングルス準決勝と決勝、男女ダブルス決勝が実施され、全日程を終了した。

 個人戦はシングルス、ダブルスともにトーナメント形式。2回戦まで1セットマッチ(6ゲームオール後はタイブレーク)、3回戦から準決勝まで8ゲームズプロセット(8ゲームオール後はタイブレーク)、決勝は3セットマッチ(第3セットは10ポイントマッチタイブレーク)で行なわれる。

 男子シングルスで全国の頂点に立ったのは、地元選手の松永朔太郎(大分・大分舞鶴)。多くの仲間の声援を受け、2回戦で大下遥希(広島・精華学園宮島)、3回戦で若松泰地(兵庫・相生学院)に競り勝ち、準決勝では渡邊脩真(大分・大分舞鶴)との同門対決に勝利。迎えた決勝では逸﨑獅王(兵庫・相生学院)をフルセットの逆転勝利で見事優勝を飾った。

 女子は野口紗枝(神奈川・法政二)が栄冠に輝いた。昨年8月の「全日本ジュニア」16歳以下で単複を制した野口は、今大会でも強さを見せ付け、決勝までわずか4ゲームしか落とさずに勝ち上がる。決勝でもその好調ぶりを発揮し、成田百那(愛知・名経大市邨)にストレートで快勝した。

 また男子ダブルス決勝では、木村一翔/島笙太(岡山・関西)が中前孝至朗/岡橋優希(山梨・神村学園山梨)に勝利。女子は、網田永遠希/川崎このは(山口・野田学園)が水口由貴/井出葵(沖縄・沖縄尚学)を破り全国のタイトルを手にした。
 
 大会最終日の結果は以下の通り。※名前の右に付いている丸数字は学年

◆男子シングルス準決勝結果 
松永朔太郎③ (大分・大分舞鶴)   8-3 渡邊脩真③(大分・大分舞鶴)
逸﨑獅王③(兵庫・相生学院)  8-4 島笙太③(岡山・関西)

◆男子シングルス決勝結果 
松永朔太郎③ (大分・大分舞鶴)  4-6、6-2、10-4 逸﨑獅王③(兵庫・相生学院) 

◆男子ダブルス決勝結果
木村一翔③/島笙太③(岡山・関西)  7-6、6-2 中前孝至朗②/岡橋優希②(山梨・神村学園山梨)

◆女子シングルス準決勝結果
成田百那③(愛知・名経大市邨) 9-7 上方璃咲②(山口・野田学園)
野口紗枝③(神奈川・法政二) 8-0 林妃鞠③(三重・四日市商)

◆女子シングルス決勝結果
野口紗枝③(神奈川・法政二) 6-2、6-3 成田百那③(愛知・名経大市邨)

◆女子ダブルス決勝結果
網田永遠希③/川崎このは②(山口・野田学園) 6-2、7-6 水口由貴③/井出葵②(沖縄・沖縄尚学)

構成●スマッシュ編集部

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