今季最後のテニス四大大会「全米オープン」は大会最終日の現地9月8日に男子シングルス決勝を実施。第1シードのヤニック・シナー(イタリア/世界ランク1位)が、第12シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同12位)を6-3、6-4、7-5で下し、殊勲の同大会初優勝並びに四大大会2勝目を飾った。
今年1月の全豪オープンで悲願のグランドスラム(四大大会)初優勝を飾り、6月にキャリア初となる世界1位の座に就いた23歳のシナー。今大会も圧巻のパフォーマンスで初戦から順調に勝ち上がり、準々決勝では21年全米王者のダニール・メドベージェフ(ロシア/同5位)、準決勝では親友のジャック・ドレイパー(イギリス/同25位)に勝利して決勝へと駒を進めた。
決勝では自身初の四大大会決勝進出を果たし、全米終了後に更新される世界ランキングでトップ10復帰を確定させた地元勢のフリッツと対戦。シナーは開始直後の第1ゲームから持ち前の攻撃力を発揮し、相手のミスにも乗じていきなりブレークポイントを握る。1本は凌がれるも、最後はフリッツの強烈なサービスに食らいつき、グラウンドスマッシュのミスを誘ってブレークを奪取。直後の第2ゲームはラブゲームでキープして幸先の良いスタートを切った。
しかし第4ゲームでは自身のミスとリターンエースで先行されると、粘りを見せるもドライブボレーの痛いミスでブレークバックを献上。続く第5ゲームでは深いリターンで相手のミスを誘発してブレークのチャンスをつかむがここはフリッツの粘りのプレーに阻まれる。それでも第6ゲームをしっかりとキープすると、第7ゲームではシナーが前後の揺さぶりも交えた攻撃を見せて再びブレークアップ。冷静なプレーで流れを引き寄せ、第9ゲームでもフリッツのサービスを破って41分で第1セットを先取する。
第2セットは両者一歩も譲らないキープ合戦に。だが迎えた第10ゲームではシナーがスライスで相手のミスを誘って先行すると、以降のポイントでもフリッツの深いショットにしっかりと対応し、ブレーク及びセットポイントを獲得。これを鮮やかなバックハンドのダウンザラインでものにし早くも優勝に王手を懸ける。
今年1月の全豪オープンで悲願のグランドスラム(四大大会)初優勝を飾り、6月にキャリア初となる世界1位の座に就いた23歳のシナー。今大会も圧巻のパフォーマンスで初戦から順調に勝ち上がり、準々決勝では21年全米王者のダニール・メドベージェフ(ロシア/同5位)、準決勝では親友のジャック・ドレイパー(イギリス/同25位)に勝利して決勝へと駒を進めた。
決勝では自身初の四大大会決勝進出を果たし、全米終了後に更新される世界ランキングでトップ10復帰を確定させた地元勢のフリッツと対戦。シナーは開始直後の第1ゲームから持ち前の攻撃力を発揮し、相手のミスにも乗じていきなりブレークポイントを握る。1本は凌がれるも、最後はフリッツの強烈なサービスに食らいつき、グラウンドスマッシュのミスを誘ってブレークを奪取。直後の第2ゲームはラブゲームでキープして幸先の良いスタートを切った。
しかし第4ゲームでは自身のミスとリターンエースで先行されると、粘りを見せるもドライブボレーの痛いミスでブレークバックを献上。続く第5ゲームでは深いリターンで相手のミスを誘発してブレークのチャンスをつかむがここはフリッツの粘りのプレーに阻まれる。それでも第6ゲームをしっかりとキープすると、第7ゲームではシナーが前後の揺さぶりも交えた攻撃を見せて再びブレークアップ。冷静なプレーで流れを引き寄せ、第9ゲームでもフリッツのサービスを破って41分で第1セットを先取する。
第2セットは両者一歩も譲らないキープ合戦に。だが迎えた第10ゲームではシナーがスライスで相手のミスを誘って先行すると、以降のポイントでもフリッツの深いショットにしっかりと対応し、ブレーク及びセットポイントを獲得。これを鮮やかなバックハンドのダウンザラインでものにし早くも優勝に王手を懸ける。
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