シーズン最初のテニス四大大会「全豪オープン」(1月12日~26日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では、大会初日の現地12日に男子シングルス1回戦を実施。
同大会に4年ぶりの出場となった元世界ランク4位の錦織圭(現74位)は、予選勝者のチアゴ・モンテーロ(ブラジル/同106位)に4-6、6-7 (4)、7-5、6-2、6-3のフルセットで勝利を収めた。
長らくケガに苦しみ、本来の力が発揮できないシーズンが続いていた錦織だが、今季は開幕戦の「香港オープン」(中国・香港/ハード/ATP250)で元トップ10選手たちに3連勝を飾って準優勝。ランキングもおよそ2年ぶりにトップ100を突破し、完全復活を印象付けた。
今回のモンテーロとの試合では、相手に2セットを先取され、第3セットではマッチポイントを握られながらの大逆転勝利。この5セットマッチを走りきる錦織の姿に、全盛期を思い起こしたファンも多いだろう。“錦織劇場”とも称される5セットマッチでの勝率は、この試合で29勝8敗とさらに記録を伸ばした。
試合後の会見でも、この記録についての話題で持ちきりだった。5セットでの勝率が自身の強みだと感じるかを問われた錦織は、「5セットマッチで勝った後には、いつも数人の選手からからかわれるよ」と会見場の笑いを誘いつつ、「こういった記録を持っていることはよいことだと思う。自分の自信にもなるし、相手の選手へのプレッシャーにもなるからね」と回答。
ただ同時に、マラソンマッチになってしまうことが自身の課題でもあると感じているようだ。「相手はストレートで勝つと思って試合をしているだろうけど、自分はそうではない。良くない習慣だとは思っているよ。(フルセットになる前に)何かをするべきなんだけれど、どういうわけか5セットまで進んでしまうんだ」と明かしている。
なお錦織は次戦で、第12シードのトミー・ポール(アメリカ/同11位)とクリストファー・オコネル(オーストラリア/同70位)の勝者と対戦予定だ。
構成●スマッシュ編集部
【画像】錦織圭の「全豪オープン2025」激闘フォトギャラリ―
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同大会に4年ぶりの出場となった元世界ランク4位の錦織圭(現74位)は、予選勝者のチアゴ・モンテーロ(ブラジル/同106位)に4-6、6-7 (4)、7-5、6-2、6-3のフルセットで勝利を収めた。
長らくケガに苦しみ、本来の力が発揮できないシーズンが続いていた錦織だが、今季は開幕戦の「香港オープン」(中国・香港/ハード/ATP250)で元トップ10選手たちに3連勝を飾って準優勝。ランキングもおよそ2年ぶりにトップ100を突破し、完全復活を印象付けた。
今回のモンテーロとの試合では、相手に2セットを先取され、第3セットではマッチポイントを握られながらの大逆転勝利。この5セットマッチを走りきる錦織の姿に、全盛期を思い起こしたファンも多いだろう。“錦織劇場”とも称される5セットマッチでの勝率は、この試合で29勝8敗とさらに記録を伸ばした。
試合後の会見でも、この記録についての話題で持ちきりだった。5セットでの勝率が自身の強みだと感じるかを問われた錦織は、「5セットマッチで勝った後には、いつも数人の選手からからかわれるよ」と会見場の笑いを誘いつつ、「こういった記録を持っていることはよいことだと思う。自分の自信にもなるし、相手の選手へのプレッシャーにもなるからね」と回答。
ただ同時に、マラソンマッチになってしまうことが自身の課題でもあると感じているようだ。「相手はストレートで勝つと思って試合をしているだろうけど、自分はそうではない。良くない習慣だとは思っているよ。(フルセットになる前に)何かをするべきなんだけれど、どういうわけか5セットまで進んでしまうんだ」と明かしている。
なお錦織は次戦で、第12シードのトミー・ポール(アメリカ/同11位)とクリストファー・オコネル(オーストラリア/同70位)の勝者と対戦予定だ。
構成●スマッシュ編集部
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