中国国内で猛威を振るっている新型コロナウイルスが、テニス界にも影響を及ぼし始めた。1月28日、ATP(男子プロテニス協会)は、3月に中国で開催が予定されていた4つの「ATPチャレンジャー大会」の延期を発表したのである。
チャレンジャー大会とは、世界のトップ選手が集うワールドツアーへ出場するための前段階の大会で、ランキングの低い選手や若手は、ここでポイントを稼ぎ上部ツアーへと挑んでいく。2018年には手首を負傷した錦織圭が、半年ぶりとなる復帰戦の舞台として選んだことでも知られる。
今回開催の延期が決まったのは、曲靖大会(雲南省曲靖士)、珠海大会(広東省珠海市)、深セン大会(広東省深セン市)、張家港大会(江蘇省張家港市)の4大会。日本からも毎年数名がエントリーしているが、参戦を予定していた選手にはすでにATPよりメールでキャンセルの通知が届いている。
2002年に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)よりも感染力が強いとされる新型コロナウイルス。ATPでは今後、中国国内の状況を監視しながら、年内にこれらの大会を再びブッキングする可能性を示唆しているが、ツアーでは過密スケジュールが指摘されているだけに先行きは不透明だ。
構成●スマッシュ編集部
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チャレンジャー大会とは、世界のトップ選手が集うワールドツアーへ出場するための前段階の大会で、ランキングの低い選手や若手は、ここでポイントを稼ぎ上部ツアーへと挑んでいく。2018年には手首を負傷した錦織圭が、半年ぶりとなる復帰戦の舞台として選んだことでも知られる。
今回開催の延期が決まったのは、曲靖大会(雲南省曲靖士)、珠海大会(広東省珠海市)、深セン大会(広東省深セン市)、張家港大会(江蘇省張家港市)の4大会。日本からも毎年数名がエントリーしているが、参戦を予定していた選手にはすでにATPよりメールでキャンセルの通知が届いている。
2002年に発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)よりも感染力が強いとされる新型コロナウイルス。ATPでは今後、中国国内の状況を監視しながら、年内にこれらの大会を再びブッキングする可能性を示唆しているが、ツアーでは過密スケジュールが指摘されているだけに先行きは不透明だ。
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