ITF(国際テニス連盟)による男女共催のツアー下部大会「第26回かしわ国際オープンテニストーナメント」(4月1日~6日/千葉県柏市・吉田記念テニス研修センター/ハードコート/W15)は大会最終日の6日、男子シングルス準決勝2試合と決勝、また女子シングルス決勝が行なわれた。
男子シングルスを制したのは第6シードの高橋悠介(三菱電機)。今大会初戦から1セットも失うことなく大会最終日を迎えた高橋は、午前中に実施された準決勝でも髙悠亜(日本大学)を寄せ付けずストレートで下し決勝進出を果たす。
一方、決勝で高橋と対峙した齋藤惠佑(富士住建)は、この日の準決勝で白石光(SBC メディカルグループ)とデッドヒートを展開。実に3時間23分に及ぶロングマッチを6-7(5) 、6-4、7-6(5)のフルセットで勝ち抜いての決勝進出となった。
休憩を挟んでの決勝とはいえ力の差はスコアに現れた。高橋は第1セットの第1ゲームで齋藤のサービスをラブゲームでブレークするとそこから4ゲームを連取。必死に食い下がる齋藤を振り切り2-6でセットをものにする。
第2セットに入っても高橋優位の構図は変わらず。ここが潮目とばかりにポイントを重ねる高橋は斎藤に付け入る隙を許さず。一気に走り抜け6-0と振り切り、試合時間53分で戦いを終えタイトルを手にした。
一方、女子シングルス決勝は、第1シードの清水綾乃(Team LB)が、前日開催された女子ダブルスで優勝しているク・ヨンウ(韓国)を6-3、6-3のストレートで破り今季初のタイトルを手にした。
ク・ヨンウのサービスで始まった第1セット。清水は第3ゲームで早くもサービスブレークに成功すると、その後も競り合いながら大事な場面でポイントを取り切って2度のブレークの末に6-3で第1セットを奪う。
その勢いのまま臨んだ第2セットも、立ち上がりからアクセル全開で一気に4ゲームを連取して4-0。粘るク・ヨンウに2度のブレークを許したものの最後はきっちりサービスをキープして6-3とし、1時間12分で戦いに終止符を打った。
なお、前日(4月5日)に実施された男子ダブルス決勝では、河内一真/松田康希(橋本総業ホールディングス/イカイ)が、主催者推薦枠で出場の岡村一成/高畑里玖(ファジアーノ岡山/伊予銀行)を7-5、7-5で破り競り優勝。
女子ダブルス決勝は、第2シードのク・ヨンウ/佐藤南帆(韓国/三田興産)が、第1シードの清水映里/吉岡希紗(totsu/こみぞ眼科)を6-2、6-4で下して戴冠を果たしている。
【大会最終日/4月6日結果】
■男子シングルス決勝
〇高橋悠介(三菱電機)[6] 6-2 6-0齋藤惠佑(富士住建)[8] ●
■男子シングルス準決勝
〇齋藤惠佑(富士住建)[8] 6-7(5) 6-4 7-6(5)白石光(SBC メディカルグループ)[7]●
〇高橋悠介(三菱電機)[6] 6-1 6-0 髙悠亜(日本大学)[Q]●
■女子シングルス決勝
〇清水綾乃(日本/Team LB)[1] 6-3 6-3 ク・ヨンウ(韓国)
※所属の後のカッコ内はシード、Q=予選勝者
構成●スマッシュ編集部
【画像】第26回かしわ国際オープンテニストーナメントで激闘を繰り広げた選手たち
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男子シングルスを制したのは第6シードの高橋悠介(三菱電機)。今大会初戦から1セットも失うことなく大会最終日を迎えた高橋は、午前中に実施された準決勝でも髙悠亜(日本大学)を寄せ付けずストレートで下し決勝進出を果たす。
一方、決勝で高橋と対峙した齋藤惠佑(富士住建)は、この日の準決勝で白石光(SBC メディカルグループ)とデッドヒートを展開。実に3時間23分に及ぶロングマッチを6-7(5) 、6-4、7-6(5)のフルセットで勝ち抜いての決勝進出となった。
休憩を挟んでの決勝とはいえ力の差はスコアに現れた。高橋は第1セットの第1ゲームで齋藤のサービスをラブゲームでブレークするとそこから4ゲームを連取。必死に食い下がる齋藤を振り切り2-6でセットをものにする。
第2セットに入っても高橋優位の構図は変わらず。ここが潮目とばかりにポイントを重ねる高橋は斎藤に付け入る隙を許さず。一気に走り抜け6-0と振り切り、試合時間53分で戦いを終えタイトルを手にした。
一方、女子シングルス決勝は、第1シードの清水綾乃(Team LB)が、前日開催された女子ダブルスで優勝しているク・ヨンウ(韓国)を6-3、6-3のストレートで破り今季初のタイトルを手にした。
ク・ヨンウのサービスで始まった第1セット。清水は第3ゲームで早くもサービスブレークに成功すると、その後も競り合いながら大事な場面でポイントを取り切って2度のブレークの末に6-3で第1セットを奪う。
その勢いのまま臨んだ第2セットも、立ち上がりからアクセル全開で一気に4ゲームを連取して4-0。粘るク・ヨンウに2度のブレークを許したものの最後はきっちりサービスをキープして6-3とし、1時間12分で戦いに終止符を打った。
なお、前日(4月5日)に実施された男子ダブルス決勝では、河内一真/松田康希(橋本総業ホールディングス/イカイ)が、主催者推薦枠で出場の岡村一成/高畑里玖(ファジアーノ岡山/伊予銀行)を7-5、7-5で破り競り優勝。
女子ダブルス決勝は、第2シードのク・ヨンウ/佐藤南帆(韓国/三田興産)が、第1シードの清水映里/吉岡希紗(totsu/こみぞ眼科)を6-2、6-4で下して戴冠を果たしている。
【大会最終日/4月6日結果】
■男子シングルス決勝
〇高橋悠介(三菱電機)[6] 6-2 6-0齋藤惠佑(富士住建)[8] ●
■男子シングルス準決勝
〇齋藤惠佑(富士住建)[8] 6-7(5) 6-4 7-6(5)白石光(SBC メディカルグループ)[7]●
〇高橋悠介(三菱電機)[6] 6-1 6-0 髙悠亜(日本大学)[Q]●
■女子シングルス決勝
〇清水綾乃(日本/Team LB)[1] 6-3 6-3 ク・ヨンウ(韓国)
※所属の後のカッコ内はシード、Q=予選勝者
構成●スマッシュ編集部
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