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1年半ぶりに20位台に陥落した錦織圭は、ニューヨークでの復帰も断念。全豪で活躍した西岡良仁、杉田祐一らが上昇|日本男子の世界ランキング

スマッシュ編集部

2020.02.04

全豪で奮闘した西岡良仁(左)と杉田祐一(右)は共に順位を上げた。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

全豪で奮闘した西岡良仁(左)と杉田祐一(右)は共に順位を上げた。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 2月3日発表の男子・ATPランキングから、日本人選手の動向をお伝えしよう。

 シングルスでは、ツアー離脱中の錦織圭が8つ落とし、26位となった。錦織がトップ20から外れるのは2018年8月20日以来、1年半ぶりのこと。また、当初は復帰戦として2月10日からのニューヨークオープン(ATP250)を予定していたが、出場を取りやめた。現時点で、17日開幕のデルレイビーチオープン(ATP250)にはエントリーしている。

 ランクアップが目を引くのは、全豪オープンで活躍した西岡良仁と杉田祐一だ。西岡はキャリア初のグランドスラム3回戦進出を果たし、ATP90ポイントを獲得。去年2回戦負けだったポイントを差し引いても45ポイントを上乗せし、5位アップの66位とした。ケガをする前に記録した自己最高位58位まで、あと一歩だ。

 去年の全豪で予選2回戦負けだった杉田は、今年は本戦2回戦に進み、91位から86位に上げた。杉田のGS本戦勝利は2年前の全豪以来。一時期の不調からは完全に脱し、さらなる上位を目指す。

 全豪では予選1回戦で敗れたダニエル太郎だが、チャレンジャー大会に回って奮起。先週のオーストラリア・バーニーCHで見事優勝を飾り、80ポイントを獲得した。ランキングは8つ上げて102位に。ダニエルのCH優勝は約3年前のブエノスアイレス以来で、トップ100復帰も目前に迫っている。

 以下は日本男子の上位のランキング。
 
◆男子シングルス(日本選手上位15人)
26位(▼8)錦織圭(日清食品)
66位(△5)西岡良仁(ミキハウス)
86位(△5)杉田祐一(三菱電機)
94位(▼1)内山靖崇(北日本物産)
102位(△8)ダニエル太郎(エイブル)
110位(△1)添田豪(GODAI)
144位(△2)伊藤竜馬(北日本物産)
211位(――)守屋宏紀(北日本物産)
261位(△2)関口周一(Team REC)
265位(▼7)綿貫陽介(日清食品)
300位(△4)今井慎太郎(イカイ)
311位(▼27)内田海智(富士薬品)
338位(△16)清水悠太(三菱電機)
415位(△9)野口莉央(明治安田生命)
426位(△1)島袋将(早稲田大学)

◆男子ダブルス(日本選手上位5人)
46位(――)マクラクラン勉
170位(▼1)松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)
287位(△3)西岡良仁(ミキハウス)
317位(▼50)守屋宏紀(北日本物産)
362位(▼14)今井慎太郎(イカイ)

構成●スマッシュ編集部

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