日本テニスの聖地「有明」で2週連続開催される、ITF(国際テニス連盟)公認の男子テニスツアー「BLUE SIX OPEN」(ブルーシックス・オープン/7月1日~6日/東京・有明テニスの森公園/ハードコート/M15)。
6日に行われた第1週のシングルス決勝では、第5シードの徳田廉大(イカイ)が第4シードの白石光(SBCメディカルグループ)を6-1、6-0で下し、見事優勝を飾った。
「世界を目指す選手たちが、ポイントを獲得してより大きな舞台に挑戦できるように」との思いから、本大会を主催しているのはプロテニスプレーヤーの内山靖崇。ITFツアーはATPツアーの下部に位置するカテゴリーで、中でもM15大会(賞金総額1万5000ドル)は最も下のグレードにあたり、若手選手にとっては世界への登竜門的な存在となっている。
決勝まで1セットも落とさず勝ち上がってきた徳田は、この日も好調を維持。第1セット第2ゲームでいきなり白石のサービスをブレークすると、その後も安定したプレーでポイントを重ね、第6ゲームで再びブレークに成功。6-1で第1セットを先取した。
続く第2セットでも勢いは止まらず、第1ゲームで3度のデュースを経てこの日3度目のブレークに成功。さらに第3、第5ゲームでも疲れの見える白石のサービスゲームを奪い、6-0と圧倒。試合時間は54分で終止符を打った。
「出だしからいいプレーができて、相手(白石)は前日3時間以上の試合をしていて疲れているだろうなと思いながら、あとは自分のテニスをしようと心がけて、最後までいいプレーができました」と試合を振り返る徳田。2週目の戦いに向けては「5試合やって身体がへとへとなので、とりあえず回復させて、1試合目からいいパフォーマンスができるように頑張ります」と先を見据えた。
なお、前日に行われたダブルス決勝では、日本人ペア同士の対戦となり、第2シードの楠原悠介/中川舜祐(伊予銀行)が、市川泰誠(ノア・インドアステージ)/野口政勝(ONE DROP)をフルセットの末に下し、優勝を果たしている。
◆シングルス決勝結果
〇 徳田廉大(イカイ)[5] 6-1 6-0 ● 白石光(SBCメディカルグループ)[4]
◆ダブルス決勝結果
〇 楠原悠介/中川舜祐(伊予銀行)[2] 7-5 4-6 [10-7] ● 市川泰誠(ノア・インドアステージ)/野口政勝(ONE DROP)
※[ ]内の数字はシード順位
構成●スマッシュ編集部
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6日に行われた第1週のシングルス決勝では、第5シードの徳田廉大(イカイ)が第4シードの白石光(SBCメディカルグループ)を6-1、6-0で下し、見事優勝を飾った。
「世界を目指す選手たちが、ポイントを獲得してより大きな舞台に挑戦できるように」との思いから、本大会を主催しているのはプロテニスプレーヤーの内山靖崇。ITFツアーはATPツアーの下部に位置するカテゴリーで、中でもM15大会(賞金総額1万5000ドル)は最も下のグレードにあたり、若手選手にとっては世界への登竜門的な存在となっている。
決勝まで1セットも落とさず勝ち上がってきた徳田は、この日も好調を維持。第1セット第2ゲームでいきなり白石のサービスをブレークすると、その後も安定したプレーでポイントを重ね、第6ゲームで再びブレークに成功。6-1で第1セットを先取した。
続く第2セットでも勢いは止まらず、第1ゲームで3度のデュースを経てこの日3度目のブレークに成功。さらに第3、第5ゲームでも疲れの見える白石のサービスゲームを奪い、6-0と圧倒。試合時間は54分で終止符を打った。
「出だしからいいプレーができて、相手(白石)は前日3時間以上の試合をしていて疲れているだろうなと思いながら、あとは自分のテニスをしようと心がけて、最後までいいプレーができました」と試合を振り返る徳田。2週目の戦いに向けては「5試合やって身体がへとへとなので、とりあえず回復させて、1試合目からいいパフォーマンスができるように頑張ります」と先を見据えた。
なお、前日に行われたダブルス決勝では、日本人ペア同士の対戦となり、第2シードの楠原悠介/中川舜祐(伊予銀行)が、市川泰誠(ノア・インドアステージ)/野口政勝(ONE DROP)をフルセットの末に下し、優勝を果たしている。
◆シングルス決勝結果
〇 徳田廉大(イカイ)[5] 6-1 6-0 ● 白石光(SBCメディカルグループ)[4]
◆ダブルス決勝結果
〇 楠原悠介/中川舜祐(伊予銀行)[2] 7-5 4-6 [10-7] ● 市川泰誠(ノア・インドアステージ)/野口政勝(ONE DROP)
※[ ]内の数字はシード順位
構成●スマッシュ編集部
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