「ブレークチャンスはあると思っていたので、自分のサービスゲームをブレークされても、大丈夫だろうなと思っていた。そこは一つ、気楽にプレーできていたところでもあります」と望月。
果たしてその言葉通り、試合運びでも精神戦でも、常に主導権を握ったのは、望月だ。試合最初の相手サービスを、いきなりブレーク。その後、ブレークされて追いつかれても、数ゲーム後にまたブレークする。
過去2度の対戦経験から、「ストローク戦になっても、自分が慌てなければ結構やれる自信はあった」とも言った。特に、望月のキラーショットであるバックのダウンザラインは、サウスポーの相手のバックに刺さる。この一撃が、有効だった。
本来は自分がやるべきプレーを、相手にやられるガストンの苛立ちは測り知れない。終わってみれば3セットとも、ブレークの数で上回る望月が奪取。最後がガストンのダブルフォールトという幕切れも、ある意味でこの試合を象徴するようだった。
本当なら全力で喜びたい全米初勝利の瞬間ではあるが、相手のダブルフォールトのため、そこはやや消化不良。先送りになった歓喜は、果たして2回戦後に、まとめて爆発させることができるだろうか?
その相手は、第8シードのアレックス・デミノー。小柄ながら驚異のフットワークで上位につける、望月にもインスピレーションを与える存在だ。
現地取材・文●内田暁
【動画】望月慎太郎が全米オープン初勝利を挙げたガストンとの1回戦ハイライト
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果たしてその言葉通り、試合運びでも精神戦でも、常に主導権を握ったのは、望月だ。試合最初の相手サービスを、いきなりブレーク。その後、ブレークされて追いつかれても、数ゲーム後にまたブレークする。
過去2度の対戦経験から、「ストローク戦になっても、自分が慌てなければ結構やれる自信はあった」とも言った。特に、望月のキラーショットであるバックのダウンザラインは、サウスポーの相手のバックに刺さる。この一撃が、有効だった。
本来は自分がやるべきプレーを、相手にやられるガストンの苛立ちは測り知れない。終わってみれば3セットとも、ブレークの数で上回る望月が奪取。最後がガストンのダブルフォールトという幕切れも、ある意味でこの試合を象徴するようだった。
本当なら全力で喜びたい全米初勝利の瞬間ではあるが、相手のダブルフォールトのため、そこはやや消化不良。先送りになった歓喜は、果たして2回戦後に、まとめて爆発させることができるだろうか?
その相手は、第8シードのアレックス・デミノー。小柄ながら驚異のフットワークで上位につける、望月にもインスピレーションを与える存在だ。
現地取材・文●内田暁
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