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国内テニス

世界90位の内山靖崇が“料理男子”に豹変。「ほとんどしない」初心者が、驚きの腕前に!【男子テニス】

内田暁

2020.05.03

内山が自身のSNSに上げた料理の数々。右上がデビュー作のエッグベネディクト、右下は見た目に悔いを残したドレス・ド・オムライス。(本人のtwitterより)

内山が自身のSNSに上げた料理の数々。右上がデビュー作のエッグベネディクト、右下は見た目に悔いを残したドレス・ド・オムライス。(本人のtwitterより)

 その時はサプリメントなどでも補うが、最大の「救世主」は、お手製のスムージーだ。味が苦手な野菜を入れても、バナナなどの果物を加えればおいしく飲むことができる。また内山は朝の食が細いのだが、そこでも活躍するのがミキサー。いつからかミキサーは、遠征に欠かせぬ友となった。

 なお内山のお気に入りレシピは、「ほうれん草といちご、バナナ、ヨーグルト、そこにオレンジジュースを少し」。本当はブルーベリーなども入れたいところだが、日本ではあまり手に入らない。ただブルーベリーがなくても、「メッチャおいしいです」と内山は太鼓判を押した。
 
 会心のエッグベネディクトを作ってから1か月以上経った今も、料理への探究は継続中。餃子や唐揚げなどレパートリーを広げてきたが、今リベンジしたいのは「ドレス・ド・オムライス」だという。オムレツがドレスのように美しいひだを重ねるこの洋食は、テレビでジャニーズの面々が作るのを見て、「自分もやってみよう!」と思い立った一品。

 本人いわく「味は十分おいしかった」が、悔いを残したのが「見た目」。「映えが大事」との信念を持つ彼は、写真撮影にかなりの時間を費やすことも珍しくないという。そのため肝心の料理が冷めてしまうこともあるが、料理熱が冷めることはない。

「テニス選手はとことんこだわるし、たぶんコツつかむのも早いと思います」

 味と見た目、そして栄養のバランスを取りながら、料理探求の旅は続く。

文●内田暁

【PHOTO】世界で戦う熱き日本人プレーヤーたち!
 

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