では、「準備」とは何でしょう? 基本的にはウォームアップをし、試合に備えますが、動きすぎて試合でガス欠になっては元も子もないので、自分の疲れの状態などを考えて、時間、量などを変えていきます。練習できる施設なら、少し打ったり、ボレーボレーなどするのもいいですし、コーチが考えたメニューでもいいでしょう。ただ、自分の身体の声を聞けるのは自分しかいないので、そういったことまでちゃんと考え、責任を持って行なうことが大事です。
いずれにしても、何かの試みをして、それが良かったか悪かったかは、後にならないとわかりません。ベストな方法は人によっても異なるので、色々と試し、考え、次につなげるのです。それがコートに入る自分自身に”責任を持つ”ということにつながっていくのはないでしょうか。これはジュニアに限らず、愛好家の方、もちろんプロでも同じことなのです。
文●鈴木貴男(Team REC)
1976年9月20日生まれ。グランドスラム、ATPツアーを転戦した経験を生かし、現在はツアーコーチ、トップジュニアの指導、そして愛好家へのクリニックとマルチな活躍を見せている。ジャパンオープンシングルスベスト8、ダブルス優勝。全日本選手権3回制覇。最近はテレビのテニス中継を解説も行なう。
【PHOTO】世界で戦う熱き日本人プレーヤーたち!
試合の前には、落ち着いて試合をイメージするのもいいですし、音楽を聴いたりしながら静かに過ごすのも一つの方法です。1人でいると緊張感が高まりすぎるなら、誰かと話をしていてもいいでしょう。いずれにしても、何かの試みをして、それが良かったか悪かったかは、後にならないとわかりません。ベストな方法は人によっても異なるので、色々と試し、考え、次につなげるのです。それがコートに入る自分自身に”責任を持つ”ということにつながっていくのはないでしょうか。これはジュニアに限らず、愛好家の方、もちろんプロでも同じことなのです。
文●鈴木貴男(Team REC)
1976年9月20日生まれ。グランドスラム、ATPツアーを転戦した経験を生かし、現在はツアーコーチ、トップジュニアの指導、そして愛好家へのクリニックとマルチな活躍を見せている。ジャパンオープンシングルスベスト8、ダブルス優勝。全日本選手権3回制覇。最近はテレビのテニス中継を解説も行なう。
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