テニスオーストラリアがジョコビッチに、ワクチン接種の免除証明を出したのは、12月30日。書面には、「現時点で熱や症状もなく、回復している」、「テニスオーストラリアによる独立機関のメディカルエキスパート委員会によって審査され、ビクトリア州の例外処置審査委員会によって承認された」と記されている。
ジョコビッチが、オーストラリアへの渡航申告を出し認められたのが、2022年1月1日。なお、この申告はホームページを通じて行なわれ、ワクチン証明もしくは免除証明の添付が必要になる。
そして1月5日、ジョコビッチはドバイ発のエミレーツ航空機で、メルボルン空港に23時20分に到着した。だが入国審査で止められ、「ビザ取り消しの可能性あり」として、1月6日の早朝に書類が作成されている。
書類に書かれているレポートによれば、「ジョコビッチ氏は、ワクチン免除はテニスオーストラリアによって承認されているため、連邦政府の言い分に混乱していると主張している。ジョコビッチ氏は、PCRテストや血液サンプルも含め、必要とされるものは全てテニスオーストラリアと、例外処置審査委員会に提出しているとも主張している」ということだ。
一方で、ビザの無効化が正当である理由としては、要約すると、次のような記載がある。
「ビザ保持者(ジョコビッチ)は、入国時の面接で、Covid-19のワクチンを打っていないと言った。さらにビザ保持者は、テニスオーストラリアのメディカルエキスパート委員会が作成した免除証明を提出した。(中略)オーストラリア入国に際し、ワクチン接種証明か、医師による医学的免除証明を提出する必要がある。Covid-19の感染歴は、オーストラリアでは、医学的免除の対象とはならない」
この処置を不服としたジョコビッチは、豪連邦裁判所に異議を申し立てた。そして10日、裁判所はビザ取り消しを覆し、ジョコビッチの入国を承認。特定ホテルでの拘留が解除されたジョコビッチは、その日の夜には全豪オープン会場に向かい、センターコートで練習した。
ジョコビッチが、オーストラリアへの渡航申告を出し認められたのが、2022年1月1日。なお、この申告はホームページを通じて行なわれ、ワクチン証明もしくは免除証明の添付が必要になる。
そして1月5日、ジョコビッチはドバイ発のエミレーツ航空機で、メルボルン空港に23時20分に到着した。だが入国審査で止められ、「ビザ取り消しの可能性あり」として、1月6日の早朝に書類が作成されている。
書類に書かれているレポートによれば、「ジョコビッチ氏は、ワクチン免除はテニスオーストラリアによって承認されているため、連邦政府の言い分に混乱していると主張している。ジョコビッチ氏は、PCRテストや血液サンプルも含め、必要とされるものは全てテニスオーストラリアと、例外処置審査委員会に提出しているとも主張している」ということだ。
一方で、ビザの無効化が正当である理由としては、要約すると、次のような記載がある。
「ビザ保持者(ジョコビッチ)は、入国時の面接で、Covid-19のワクチンを打っていないと言った。さらにビザ保持者は、テニスオーストラリアのメディカルエキスパート委員会が作成した免除証明を提出した。(中略)オーストラリア入国に際し、ワクチン接種証明か、医師による医学的免除証明を提出する必要がある。Covid-19の感染歴は、オーストラリアでは、医学的免除の対象とはならない」
この処置を不服としたジョコビッチは、豪連邦裁判所に異議を申し立てた。そして10日、裁判所はビザ取り消しを覆し、ジョコビッチの入国を承認。特定ホテルでの拘留が解除されたジョコビッチは、その日の夜には全豪オープン会場に向かい、センターコートで練習した。