ところが、事態はこれで収まらない。全豪オープン開幕を3日後に控えた14日、オーストラリアのアレックス・ホーク移民相が、再びジョコビッチのビザを取り消したのだ。この処置に対してもジョコビッチは異議を申し立てており、16日現在、連邦裁判所で再審理が行われている。
なお、ジョコビッチのコロナ感染時期とその前後の行動に関しては、陽性と知りながら自主隔離をしていなかったとして、さらなる火種となっている。
12月16日の夜にPCR検査の陽性結果が出ていたが、ジョコビッチは翌17日に記念切手発行の式典や、子どもたち向けのイベントに出席していた。この事実がCNN等のメディアで報じられると、ジョコビッチは自らのインスタグラムで、「不当な糾弾を受けている」と反論。「陽性結果を知ったのはイベント等に出た後だった」と自らのインスタグラムで主張したのだ。
ただ同じ投稿の中で、12月18日には、フランスのスポーツ紙『レキップ』の取材を、「記者たちを落胆させたくなかったから」との理由で受けたと明記。
「誤った判断だった」とつづったものの、この行動に関しては、セルビアの首相も遺憾の意を表明している。
取材・文●内田暁
【PHOTO】テニス史上に残る名プレーヤー!ノバク・ジョコビッチの厳選ショット
なお、ジョコビッチのコロナ感染時期とその前後の行動に関しては、陽性と知りながら自主隔離をしていなかったとして、さらなる火種となっている。
12月16日の夜にPCR検査の陽性結果が出ていたが、ジョコビッチは翌17日に記念切手発行の式典や、子どもたち向けのイベントに出席していた。この事実がCNN等のメディアで報じられると、ジョコビッチは自らのインスタグラムで、「不当な糾弾を受けている」と反論。「陽性結果を知ったのはイベント等に出た後だった」と自らのインスタグラムで主張したのだ。
ただ同じ投稿の中で、12月18日には、フランスのスポーツ紙『レキップ』の取材を、「記者たちを落胆させたくなかったから」との理由で受けたと明記。
「誤った判断だった」とつづったものの、この行動に関しては、セルビアの首相も遺憾の意を表明している。
取材・文●内田暁
【PHOTO】テニス史上に残る名プレーヤー!ノバク・ジョコビッチの厳選ショット