◆自分のミスに対して見苦しい言い訳をする人◆
「手首が痛くてボレーが…」「新しいラケットだから…」など劣勢に回るとすぐに言い訳を始める人がいるが、これは一緒にいて見苦しく感じる。もちろん思うようにプレーできない原因が本当にそうであっても、あれこれ言い訳をしても始まらない。
調子が悪いのであれば「いかに戦うか」を考えることが大切。最大の努力をして向かっていくのではなく、常にどこかに逃げ道を用意しながら取り組むのはいかがなものか。
◆負け試合の後にパートナーの悪口を言いふらす人◆
よくあるのが負け試合の後に「肝心なところでミスされた」など、ペアに敗因を押し付け、それを第三者に言いふらす人がいるが、これは最低な行為だ。一緒にプレーしたのだから、うまくいかないのは自分にも責任があるのに、それを棚に上げてパートナーのせいにするようでは人間的に問題ありだ。
また、特定の人の前では良いことを言っているのに、そこから離れるとすぐに悪口を言い出すなど、ウラとオモテのある人も嫌われる。パートナーに不満があるならば直接話し合うか、自分の心の中に収めておくべきだろ。
◆試合に負けても「また出よう」と言える人◆
惨敗したとしても、試合後に「また一緒に出よう」と言える人。そういう人がパートナーだと一緒にプレーしていても前向きな気持ちになれる。試合に負けたのが悔しいからといって、一方的に不機嫌になり口をきかなくなる人もいるが、そういう人よりも前向きな人と一緒にプレーしたほうが何倍もダブルスが楽しくなるだろう。
いかがだろうか。紳士淑女による「マナー・スポーツ」とも呼ばれるテニス。現在テニスをやっている人も、これからテニスを始める人も、プレーの上達もさることながら、「マナーの上達」もお忘れなく。
解説=中嶋康博
VIP-TOP グループ ゼネラルマネージャー。日本のテニススクール界のパイオニアとして知られる存在で、その指導法を『中嶋メソッド』として全国に広めた。現在はテニスクラブ、スクール開設・運営のコンサルティングを行なう。(公財)日本テニス協会元普及指導本部長 (公社)日本プロテニス協会元理事長。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】なかなか見られないトッププロの練習やレッスンの様子
「手首が痛くてボレーが…」「新しいラケットだから…」など劣勢に回るとすぐに言い訳を始める人がいるが、これは一緒にいて見苦しく感じる。もちろん思うようにプレーできない原因が本当にそうであっても、あれこれ言い訳をしても始まらない。
調子が悪いのであれば「いかに戦うか」を考えることが大切。最大の努力をして向かっていくのではなく、常にどこかに逃げ道を用意しながら取り組むのはいかがなものか。
◆負け試合の後にパートナーの悪口を言いふらす人◆
よくあるのが負け試合の後に「肝心なところでミスされた」など、ペアに敗因を押し付け、それを第三者に言いふらす人がいるが、これは最低な行為だ。一緒にプレーしたのだから、うまくいかないのは自分にも責任があるのに、それを棚に上げてパートナーのせいにするようでは人間的に問題ありだ。
また、特定の人の前では良いことを言っているのに、そこから離れるとすぐに悪口を言い出すなど、ウラとオモテのある人も嫌われる。パートナーに不満があるならば直接話し合うか、自分の心の中に収めておくべきだろ。
◆試合に負けても「また出よう」と言える人◆
惨敗したとしても、試合後に「また一緒に出よう」と言える人。そういう人がパートナーだと一緒にプレーしていても前向きな気持ちになれる。試合に負けたのが悔しいからといって、一方的に不機嫌になり口をきかなくなる人もいるが、そういう人よりも前向きな人と一緒にプレーしたほうが何倍もダブルスが楽しくなるだろう。
いかがだろうか。紳士淑女による「マナー・スポーツ」とも呼ばれるテニス。現在テニスをやっている人も、これからテニスを始める人も、プレーの上達もさることながら、「マナーの上達」もお忘れなく。
解説=中嶋康博
VIP-TOP グループ ゼネラルマネージャー。日本のテニススクール界のパイオニアとして知られる存在で、その指導法を『中嶋メソッド』として全国に広めた。現在はテニスクラブ、スクール開設・運営のコンサルティングを行なう。(公財)日本テニス協会元普及指導本部長 (公社)日本プロテニス協会元理事長。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】なかなか見られないトッププロの練習やレッスンの様子