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海外テニス

西岡良仁が全仏オープ初戦を前に手応え!「昨年に比べるとテニスの状態も上がっている」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.05.29

全仏1回戦の相手ウルフ(左)は昨年1月のチャレンジャー大会で1度対戦しており、その時はフルセットで西岡が勝利している。(C)Getty Images

全仏1回戦の相手ウルフ(左)は昨年1月のチャレンジャー大会で1度対戦しており、その時はフルセットで西岡が勝利している。(C)Getty Images

Q:クレー王者として君臨してきたラファエル・ナダル(スペイン)が今大会は不在です。しかも来年で引退を表明しています。どのように受け止めていますか?

西岡:ナダル選手がずっと(試合に)出ているのは、僕もテレビで見ていましたし当たり前のように思っていました。けど、フェデラー選手が引退したようにどこかで引退(するタイミング)というものはくると思います。小さい頃、ナダル選手のようにフォアハンドを上に振り上げて打ちたいと思って同じようにやってみましたけど、腕を痛めて無理だと思いました(笑) 。

(ラケットの)ガットもナダル選手と同じものを使っていました。ナダル選手は小さい頃の目標であり、真似をしようと思っていた選手の一人だったので、そういった選手が引退を表明したことは悲しいところではあります。僕も何回も試合をさせてもらっていて、思い出としてはたくさん残っていますし、また来季戦えれば僕としては嬉しいです。

Q:チチパス選手に同じ質問をしたら、「一人レフティがいなくなるだけで、もう一人すごいレフティが日本にいる」と言っていました。

西岡:うれしいです。彼とは1回しか試合をしたことがなく、それも2年前の暮れだったと思います。今後ツアーに出続けていけば、また対戦すると思いますし、個人的にはハードコートで対戦したい選手の一人でもあります。僕が勝ち上がっていければどこかの大会で対戦すると思うので、楽しみではあります。
 
Q:1回戦の相手は、アメリカで勢いのあるウルフ選手です。どんな印象を持っていて、どんな試合になると思いますか?

西岡:ハードヒッターの選手なので、ガンガン打ってくると思います。特に僕とは何回も練習していて展開もわかっていると思うので、長いラリーはしてこないだろうと思います。フォアハンドから展開してどんどん打ってくるとは思いますが、クレーコートはそこまで得意ではないと思うので、落ち着いてラリー戦に持ち込んでいければ自分の方に(流れが)くるかと思います。

 ウルフは西岡よりもランキングこそ低いが、今季は全豪オープンでディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同時26位)を、2月のダラスではフランシス・ティアフォー(当時14位)を下すなど決して侮れない相手。注目の一戦が近づいている。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】全豪オープン2023で熱戦を繰り広げる西岡良仁ら男子選手たちの厳選写真!

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