さらに、ソリベストルモはプレーヤー仲間たちから批判は受けておらず、むしろ擁護する声が大多数だと明かした。

　そのうえで、「他の選手たちからは『サラ、この選手（加藤）がこうしたことを起こすのは今回が初めてじゃないのよ』とまで言われた。誰かにボールを当てたのは初めてだけど、こういうことになるのは初めてじゃないとね。ビデオだってある」と加藤へのネガティブな意見を紹介し、「文化の違いは理解できるけど、彼女は現実を受け入れるべきだと思う」と訴えた。

　加藤ペアが審判たちと協議を重ねている間、ソリベストルモとボウズコワがほくそ笑んでいる画像も非難の対象となったが、「マリーのスペイン語が変だったから笑いだしてしまっただけ。彼女は時々、存在しないスペイン語の言葉を発するのよね」と言い、「ゲームや彼女たち（加藤ペア）とはまったく関係がない」ときっぱり否定した。
  　なお今大会では、ボウズコワが女子ダブルスへの参加を見送ったため、ソリベストルモはアンドレア・ガミス（ベネズエラ）とコンビを組んでいる。かたや加藤は今大会もスチアディと組んで女子ダブルスにエントリー。現地８月31日に行なわれた１回戦をストレート勝ちでモノにし、幸先の良いスタートを切っている。

構成●THE DIGEST編集部

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