「昨年末から、ビヨンと一緒に色々と試し始めた。ケガがあったので、少しでも身体への負担を減らしてプレーしたかったから」
「色々と試した結果、今使っているラケットを手にした瞬間に“恋に落ちた”ような感覚になったの」
なおキーズ本人は、まだ正式契約前のため慎重に企業名や固有名詞への言及は避けていたが、その“恋に落ちた”お相手が、ヨネックスのそれであることは明らか。昨年12月のエキジビションマッチ時には黒塗り仕様で使っていたが、今年からはラケット面に、ヨネックスのステンシル(ロゴ)を入れてプレーしている。
さらには前述したローゼンバーグ氏の記事によると、フラタンジェロはストリングに関しても「古いスタイルのナチュラルガットではなく、化学繊維のそれを使うべきだ」と説得。実際に彼女はその助言も聞き入れ、ストリングも変えている。
キーズは、新たなラケットがいかに自身のプレーを変えたかを、次のように語った。
「今のラケットを使うことで、自分のプレーへの自信が深まったと思う。以前よりも攻め切れる一方で、コントロールできている感覚もある。特に大きいと感じるのは、調子があまり良くない日でも、自分の手でラケットを用い、微調整しながら安定したプレーができること。その点が、以前の私が苦労していた点だったから。ラケットを変えた利点は大きいし、プレーの幅も広がったと思う」
長く傍らにいるパートナーの声に耳を傾け、手にした新たな“相棒”――。二人三脚の新生キーズが、今夜、初のグランドスラム優勝へと挑む。
現地取材・文●内田暁
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「色々と試した結果、今使っているラケットを手にした瞬間に“恋に落ちた”ような感覚になったの」
なおキーズ本人は、まだ正式契約前のため慎重に企業名や固有名詞への言及は避けていたが、その“恋に落ちた”お相手が、ヨネックスのそれであることは明らか。昨年12月のエキジビションマッチ時には黒塗り仕様で使っていたが、今年からはラケット面に、ヨネックスのステンシル(ロゴ)を入れてプレーしている。
さらには前述したローゼンバーグ氏の記事によると、フラタンジェロはストリングに関しても「古いスタイルのナチュラルガットではなく、化学繊維のそれを使うべきだ」と説得。実際に彼女はその助言も聞き入れ、ストリングも変えている。
キーズは、新たなラケットがいかに自身のプレーを変えたかを、次のように語った。
「今のラケットを使うことで、自分のプレーへの自信が深まったと思う。以前よりも攻め切れる一方で、コントロールできている感覚もある。特に大きいと感じるのは、調子があまり良くない日でも、自分の手でラケットを用い、微調整しながら安定したプレーができること。その点が、以前の私が苦労していた点だったから。ラケットを変えた利点は大きいし、プレーの幅も広がったと思う」
長く傍らにいるパートナーの声に耳を傾け、手にした新たな“相棒”――。二人三脚の新生キーズが、今夜、初のグランドスラム優勝へと挑む。
現地取材・文●内田暁
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