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海外テニス

“クールビューティー”プリスコワも敗退。上位シード5名が3回戦で脱落した現時点の優勝有力選手は…【全豪オープン/女子1週目】

井山夏生

2020.01.26

第1シードのオーストラリアのバーティーは、今に最も優勝に近い。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

第1シードのオーストラリアのバーティーは、今に最も優勝に近い。写真:山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 この2つの試合が何を意味するかというと、優勝者予想のベッドオッズ1位タイ(5.5倍)の2人が1週目で消えたということだ。これで同じく5.5倍のオッズだった第1シードのアシュリー・バーティーの掛け率がぐっと上がった。

 昨年の全仏オープンでグランドスラム初優勝を挙げ、WTAツアーファイナルズでも優勝。この全豪も第1シードの地元バーティーに注目が集まるのは当然だ。しかも、ライバルとみなされていた大坂も実力者セレナもいなくなった。「これはバーティーだな!」と思う人が多くいて当然だ。
 
 3回戦までは珍しくトップ8シードが全員残っていたが、そこを境に、プリスコワ(第2シード)、大坂(第3シード)、エリーナ・スビトリーナ(第5シード)、ベリンダ・ベンチッチ(第6シード)、セレナ(第8シード)の5人が消えた。

 8シードまでで残っているのは、バーティー(第1シード)、シモナ・ハレップ(第4シード)、ペトラ・クビトワ(第7シード)で、最近のグランドスラム同様に2週目に入るとシード勢が少ない。いったい誰が、いつ、この混沌とした女子テニス界を統一してくれるのだろうか。

文●井山夏生

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